ORICON STYLE

2006年03月08日
上戸彩 SPECIAL INTERVIEW
精神的な中にも“大人”を感じさせるアルバム

 シングル「Pureness」でCDデビューした当時は16歳だった上戸彩も、現在20歳。印象としては大人になったというよりも、いろんな意味でハジケたというか花開いた気がするのだが、基本的にはピュアネスそのまま(ですよね?)。4枚目のアルバム『License』から見えてくるものは、彼女の生き方、そして在り方。そういう精神的なものの中に、上戸彩の“大人”を感じることが出来るアルバムになったと思う。とてもポジティブ。聴いていると、優しい気持ちになってくる。「キレイな色の絵本のようで、それぞれがわかりやすくて温かい曲だなぁと思いました」と、本人もアルバムを振り返る。「今回は選曲から参加することが出来たし、時間をかけてゆっくりと作ったので、すごく満足のいく作品となりました」

胸いっぱいの想いが溢れている

 今作では、シングル「風をうけて」「笑顔のままで」でコラボレートを果たしたRYOJI(fromケツメイシ)、「夢のチカラ」の高見沢俊彦をはじめ多数のアーティストが参加している。かつてRYOJIが上戸に対して“歌い手として未知なる魅力を感じるし、彼女の表現力はスゴイ”と語っていたが、それは参加アーティストを代表する言葉であり、収録曲のどの曲をとっても上戸の心をナチュラルに表現しているとしか思えないフィット感。たとえば島袋優(BEGIN)の「ぬくもり」は、上戸が尊敬する母親への気持ちを綴った曲。「私のお母さんは、いつも帰るとお風呂が沸いていて、寝るときにお布団を暖かくしていてくれて。私にとって太陽みたいな人なんですよ」
 「もしも願いが叶うなら」ではKOHEI JAPANとコラボレート。上戸も「ステキだった!」と大絶賛の声でラップを聴かせてくれている。それは、幸せな恋人同士の会話のような歌。「この歌のような人を目指していきたいですね。今回ご一緒させていただいて、ソロで歌うのもいいけど、ユニットもいいなぁ〜と思いました!」
 その他、リスナーへの感謝の気持ちを歌った古内東子による「I million thanks」など、全編に胸いっぱいの想いが溢れている。「この世に生まれて、美味しいものがたくさん食べられてよかったなと思うし、私が上戸彩であることで、たくさんの笑顔を見れることが1番よかったと思います。そして、どんなにネガティブな気分も晴らしてくれる音楽をやっていてよかったと思います」

 20歳になって“みんなを引っ張って行けるような人になりたい”と語っていた上戸彩、次はスキューバ・ダイビングのライセンスに挑戦か?(文:三沢千晶)