森口博子×鮎川麻弥が語る“ガンダム愛”「アニソンに関われて幸せ」

アニソンに関われるのは幸せなこと

――現在のアニソンは、とても大きな市場に成長し、ファンの裾野も広がってきています。これからお2人は、どのように関わっていかれるのでしょうか。
森口 今の楽曲は、リズムもメロディーもコード感も多様化していて、本当にいろんなジャンルがミックスされている。皆よく歌いこなせるなあって思います。その刺激というか、驚きはありますね。でもライブ会場では、私たちと同世代のファンの方もちゃんと最新曲も楽しんでるのが伝わってくる。そうやって世代もジャンルも豊かに広がっているからこそ、海外にも広がっているんだと思う。台湾で歌ったとき、デビュー曲のイントロからお客様の地響きが起こり日本語で歌ってくれて。魂が震えました。それは日本のファンの皆が長年積み重ねてくれたからこその結果なんだと思います。
鮎川 海外でも観客の皆さんが日本語で歌ってくださるのは、鳥肌が立つくらいの感動です。でもそれには、ここまで連綿とつないできてくださった、水木一郎さんや堀江美都子さんといった素晴らしいシンガーの方々がいて。そこに私たちも加わり、さらに若い人たちもいて、つながっていく。日本発信の輝かしい文化、その流れの一部だということは誇りでもあります。
森口 アニソンに関われるのは幸せなこと。まず質の高い楽曲があり、物語に寄り添って生まれる感動もある。さらに、聴いた当時の自分の人生がよみがえる。そういう幾重もの相乗効果、圧倒的なエナジーがあると思います。ガンダムの曲で涙してくれる人たちの思いは、私がそうやって子供の頃に聴いたアニキ(水木一郎さん)堀江さんに感動するのと同じなんだな、と。年齢を重ねても、輝きがずっと変わらない。むしろお二人とも当時を超えるほどの輝きがあって。指針、道しるべのような存在で、私たちも、あそこまで行きたいと思わせてもらえるし、勇気づけられてもいます。
鮎川 切磋琢磨されている諸先輩の姿を私たちは見てきた。その遺伝子を受け継いで、次につなげていきたいですね。今回のコラボも、たくさんの方に聴いてもらい、観て感じてもらえたら。実はここにきて、やっとライブの本当の意味がわかるようになってきた。レコーディングも大好きなんですけど、それとはまた違う、人と人との熱量のやりとりがある。会場でお客様から直接感じる息吹き、それはとても愛しいものだし、その愛しさを糧に、もっともっと良い歌を届けたいなって思います。12月のワンマンライブ『Mellows Christmas』ではMellowにアレンジしたアニソンも考えています。
森口 日常の焦点をそこに合わせて、ファンの皆さんが足を運んでくださるライブは私にとって生命線!お互いの生きる喜びや哀しみが生で共鳴する瞬間は、本当に尊いなと思います。おかげさまで『GUNDAM SONG COVERS』がオリコン3位にランクインして好評で、今は追い風の時期。でも、その風はファンの方々が起こしてくれているものなんです。2020年はデビュー35周年ですが、生涯ずっと聴いてくれた方の生きる力に繋がる発展途上の現役でいたいといつも思っています。今回のコラボも「50代と思えない激しさ」「ヤバイ!カッコイイ!!」とファンの皆さんが驚いてくれて、かなり評判が良いです。50代のロック魂が燃えています!麻弥さんと一緒に歌う機会もどんどん増やしたい。そういえば、毎年12月にソロライブをやっているんですが、今回の『森口博子 Song for you Vol.15』に来てくださった方には、ちょっと何かが爆発しちゃうような、スペシャルな感動があるかもしれません!
鮎川 かもしれません(笑)!

(文/及川望)
森口博子 オフィシャルサイト(外部サイト)
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提供元: コンフィデンス

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