TOMORROW X TOGETHERがショーケース開催「BTSの弟分という名に恥じのないグループに」

 韓国の5人組グループ・TOMORROW X TOGETHER(トゥモロー・バイ・トゥギャザー)が、韓国での初のフルアルバム『The Dream Chapter: MAGIC』の発売を記念したショーケースを韓国・延世大学校100周年記念館で開催した。韓国・日本のほか、欧米からも多くのメディアが参加し、世界的な人気を誇る男性7人組グループ・BTSの弟分グループとなる彼らにも熱視線が寄せられた。

5人の多彩なボーカルが一緒に楽しめるアルバム

――初のフルアルバム『The Dream Chapter: MAGIC』が完成しました。同作をもってカムバックするいまの気持ちと今回の活動にあたって意気込みをお願いします。
SOOBIN リーダーのSOOBINです。さまざまなジャンルの曲とかっこいいパフォーマンスをお見せするために一生懸命練習しました。今回の活動にたくさんのご期待お願いします。
HUENINGKAI たくさんの方に僕たちの初のフルアルバムをお聴かせすると思うとすごくワクワクします。たくさん聴いていただき、興味を持ってください。
BEOMGYU 今回のアルバムを通じていろんな姿をお見せしたいです。
YEONJUN アルバムでカムバックし、以前よりもっとたくさんの曲を皆さんに聴かせられてうれしいです。
TAEHYUN 初めてリリースするフルアルバムなのでベストを尽くして準備しました。待っていただいたたくさんの方に本当に感謝しています。ステージでかっこいい姿をお見せします。

――その初のフルアルバムはどのような作品になりましたか?
SOOBIN 僕たちの初のフルアルバム『The Dream Chapter: MAGIC』は、デビューミニアルバム『The Dream Chapter: STAR』に続く“星を追う少年たちの物語”です。『The Dream Chapter: STAR』が自分と似ている友達に出会った喜びとワクワクする気持ちを歌ったとしたら、『The Dream Chapter: MAGIC』では少年たちが一緒に過ごしながら起きる魔法のような瞬間について歌いました。「New Rules」をはじめ、リード曲の「9 and Three Quarters (Run Away)」、「Roller Coaster」、「Poppin」、「Star」、「Can’t We Just Leave The Monster Alive?」、「Magic Island」、「20cm」、「Angel Or Devil」と8曲が収録されています。
TAEHYUN 思春期にはいろんなことが変わったりして混乱しますよね。1人ではどうしたらいいかわからなくて爆発する感情も生まれますが、今回のアルバムはそういった感情を一緒に共有するという内容です。僕も同じ夢を持っているメンバーに出会って一緒に練習して、活動しながらたくさん癒されましたが、それで普段はできなかったことにもチャレンジする勇気が湧きました。たくさんの方が共感できる内容だと思います。

――リード曲「9 and Three Quarters (Run Away)」は、タイトルが独特ですが、どんな曲なのでしょうか?
YEONJUN この曲のタイトルを聞いて、どんな曲がすごく気になっている方がたくさんいらっしゃると思いますが、誰も知らない、自分と友達だけがいける空間があるとしたらすごくワクワクして幸せになると思いませんか? この曲は私たちだけに許可された、特別な空間の9と4分の3番線に一緒に逃げ出そうという内容です。
HUENINGKAI また、「9 and Three Quarters (Run Away)」はニューウェーブが加わったシンセポップジャンルの曲ですが、僕たちの明るく力強いボーカルと洗練されたメロディーが調和され、気持ちの良いエネルギーを感じていただけると思います。

――「9 and Three Quarters (Run Away)」のダンスの振り付けについても教えて下さい。
YEONJUN 「9 and Three Quarters (Run Away)」は、キレキレのダンスと大きめのウェーブの振り付けが特徴的ですが、パワフルなエネルギーと力強い感じを同時に感じられます。列車やトンネルなどを表す象徴的なダンスの振付も入っています。その振付を探しながら見ていただけると楽しいと思います。

――他の収録曲はいかがですか?
SOOBIN 1曲目の「New Rules」は、“僕たちの世界のルールは僕たちで作りたい”という内容で、リード曲に続く「Roller Coaster」は、怖いけど気持ちいい瞬間をジェットコースターに例えた曲です。4曲目の「Poppin' Star」はおもしろい歌詞で独特な感じを入れました。他にもゲームの世界にずっといたいという内容の「Can’t We Just Leave The Monster Alive?」、大変で疲れた時、些細な癒しになってくれる「Magic Island」、思春期のワクワクと純粋な感情をうたった「20cm」、アルバムラストの楽曲は自分のなかの天使と悪魔が終わらない戦いを繰り広げるという内容の「Angel Or Devil」を収録しています。
BEOMGYU シンスポップ、アコースティックポップ、HIP HOPなどいろんなジャンルの収録曲をトレンディなサウンドで解釈しました。トラック毎に固有のジャンルのサウンドと、僕たち5人の多彩なボーカルが一緒に楽しめます。

BTSの弟分という名に恥じの無いグループになりたい

――コンセプト・トレーラーの撮影がどのように行いましたか?
YEONJUN 実際に撮影する時は、スタジオの壁にいろんな場所を背景にした仮想の映像を映して現実的な感じを出しましたが、実は僕たちもどのようなものが完成されるかすごく気になってました。完成したトレーラーを観ると僕たちが映像のなかで魔法を使っているみたいで本当に不思議でした。
HUENINGKAI ムードボードでは、学校を背景にいたずら好きでどこかに逃げ出したがる少年たちの昼と夜を表現してみました。ありがたいことにファンの皆さんが気に入ってくださって一生懸命撮影したかいがあります。

――事務所の先輩であるBTSのメンバーからのアドバイスや記憶に残っている言葉はありますか?
YEONJUN BTS先輩は、忙しいので頻繁に会うことはできませんが、練習室で会うたびにあいさつしてくださり、「僕たちが準備したものをステージで思いっきり見せてね」と言ってくれました。そして、RMさんからは今回のアルバムのコンセプト・トレーラーを見て、「カッコよく出来上がったね」と言ってくれました。
TAEHYUN 何よりBTS先輩は、ステージに対しての心がけが一番大事だとアドバイスをいただきました。自分がなんでこのステージに立っているのか、そして自信をもってステージに立つべきだと言っていました。当時、僕たちが初海外ショーケースの準備をしていたので、その言葉がショーケースを成功に収めるのに大きく役立ったと思います。BTSの弟分という名に恥じの無いTOMORROW X TOGETHERになりたいです。

――3月に発売したデビューアルバムが今年デビューした新人のなかでは異例の「ビルボード 200」にチャート・インしました。今作もビルボードにチャートインすることを期待していますか?
BEOMGYU デビューと同時にビルボードのメインチャートに入るとは予想できませんでしたが、アメリカ・ビルボードのメインアルバムチャートである「ビルボード 200」の140位にチャート・インしたと聞いてびっくりしました。また、ビルボードのソーシャル・チャートでも2位になってすごくうれしかったです。信じられませんでした。僕たちのデビューを待っていてくれたファンの皆さんに本当に感謝します。一緒に準備したぶん、今回のアルバムもチャート・インしてほしいという希望はあります。でも、僕たちのカムバックを待っていてくれたファンの皆さんが今作を気に入ってくれて、満足していただきたいという気持ちが一番大きいです。

――ファンクラブ「MOA」も発足されましたが、、すごくかわいい名前です。「MOA」という名前に決まった理由は?
SOOBIN ファンの皆さんと僕たちが一緒に呼べるファンクラブの名前を公募し、ありがたいことに本当にたくさんの方が応募してくれました。いろんな候補のなかからメンバーと相談し「MOA」という名前を選びました。「MOA」は“Moments Of Alwaysness”の略語で、僕たちとファンの皆さんが一緒に過ごすすべての瞬間を意味します。TOMORROW X TOGETHERが、‘違う君の僕が1つの夢で集まって一緒に明日を作っていく’という意味を持っているので、僕たちのグループ名とも相性がいいファンクラブ名が決まって意味深いです。

――最後に今回の活動を通じて今年中に達成したい目標や計画もあると思います。それについてひと言お願いします。
BEOMGYU 長い期間一生懸命準備したぶん、歌・ダンスすべての面で向上された完成度高いアルバムと完ぺきなステージを観せたいです。そして元気に活動し、ファンの皆さんと会える時間もたくさん作るようにします。もっとカッコよくなった僕たちの音楽とパフォーマンス、たくさん期待してください!
HUENINGKAI デビューアルバムが本当にありがたいことにたくさん愛されたように、今回のアルバムもたくさんの方に楽しく聴いていただき、気に入ってもらえたら嬉しいです。今年デビューする際に、新人賞をもらうことが目標だと言いましたが、その目標は今も変わらないです。年末の授賞式で新人賞を必ずもらいたいです!
YEONJUN 僕は、より多くの人の前に立って曲とダンスを見せたいです。

「9 and Three Quarters (Run Away)」のMV

提供元: コンフィデンス

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