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ディナーショーチケット高額転売、YOSHIKIが語った想い「モラルに直接訴えかけたかった」

 X JAPANのYOSHIKIは4月19日、20日、自身が8月に行うディナーショーのチケットが高額転売されていることについて、Twitterで立て続けに発言。これが大きな話題となっている。19日にはチケットが転売されているサイトの画像を添付し、「何これ。。転売はやめましょう。」と発言。さらに20日には、「転売はやめましょうね。システムの強化はもちろん大切ですが、今後もいたちごっこになるでしょう。結局はモラルの問題だと思います。チケット不正転売禁止法が6月からスタートします。ファンの皆さんが今後スムーズにコンサートを楽しめるように僕らも努力していきます。」とツイートし、多くのファンやアーティストから共感を得た。YOSHIKIは一連の発言について、改めてインタビューでその心情を語った。

チケットの高額転売は、システムとモラルどちらも向上していくことが大事

 今回、チケットが高額転売されたのは、8月にグランドハイアット東京で開催するプレミアムディナーショー『EVENING/BREAKFAST WITH YOSHIKI 2019 IN TOKYO』。同公演チケットが1枚約20万円という高額で転売。ファンによるTwitterの投稿で現状を知ったYOSHIKIは、Twitterで自身の見解を示した。


「ファンの皆さんの気持ちを考えると、(高額化してしまって)申し訳ない気持ちです。(ツイートはそうしたファンの方々を)なんとかしてあげたいと思った気持ちでした。もともと公演数を増やしたのも、少しでも多くの人に来ていただきたいという思いからでしたし、自分自身も挑戦してみたかった。年に1回のこういう場で、ファンの皆さんと直接触れ合うのはあまりなく、自分にとっても貴重な機会なので。

少し話がずれましたが、チケットの転売って、今は認証システムなどシステムの向上してるし、しないよりはした方がいいけど、結局いたちごっこになってしまう。でもそれよりも、原始的な発想ですけど人々のモラル、気持ちに直接訴えかけることが大事なんじゃないかと思ったんです。悪気なしでなんとなく転売している人もいると思うんですけど、そういう人たちにも転売することで『さまざまな人を傷つけてしまうんだよ』ということをわかってもらえればと思っています。システムとモラルどちらも向上していくことが大事だし、日々言っていくことが浸透していくことにつながっていくと思います」
 同ディナーショーは、自身のハイクオリティーなパフォーマンスはもちろん、レーザーなどを多用した演出など、一般的なディナーショーの定義を覆す革命的なものになるという。

「ディナーショーの距離感に当初は戸惑いました。でもディナーショーならではの空間・距離感で行われる化学反応が新鮮に感じまして。もともと視覚・聴覚の部分は、ほかのアーティスト以上にこだわってきたなかで、味覚も入れられるかなと。ワインや料理の部分で、(視覚・聴覚以外に)五感に近い形で表現できるので。6年前に2公演からスタートしてさまざまな実験を繰り返しながら今年は12公演。ディナーショーって素晴らしいアーティストの方々がやられてきて、日本に定着しているものです。でも自分がそれをやるからには、何かを変えたい。

なので毎回『これできないですか?あれできないですか?』とありとあらゆること提案しています。僕は音楽に限らず、基本的にクエスチョンマークから入る人間なので、『何でこうなんだろう?』って考えるんです。クエスチョンマークから入ると、たまに違う発想が生まれてくるんですね。なので今年も『最強のショー』と謳っていますし、これからも進化を続けていくと思います。自分自身も、皆さんにも記憶に刻まれるショーになると思います」

必死に作曲・レコーディング活動を…ディナーショーでは未発表のものも多い

 ディナーショーを彩るのは、もちろんYOSHIKIがピアノで奏でる美しい旋律。天皇陛下御即位十年の奉祝曲「Anniversary」をはじめ、米ゴールデングローブのテーマ曲、X JAPAN の「紅」「FOREVER LOVE」「ENDLESS RAIN」など、歴史に残る名曲の数々が披露されるほか、今回は新曲の発表も予定されている。

「今、ものすごい数の仕事をやっていまして、必死に作曲・レコーディング活動を行っています。なので、このディナーショーの時期にどこまで発表されているのかなということも含めて、未発表のものも多いので、皆さんに喜んでもらえることができればと思っています。映画で使われる激しい感じの曲からバラード調まであったり、自分自身の新しい作品、クラシックメインですけどこれもレコーディング中ですし、あとはX JAPANの新曲もありますし。12公演あるので、どこの引き出しをどう開けるかというのを、直前になるんじゃないかと思います」

 今回、YOSHIKIのツイートによって改めて問題提起されたチケットの不正高額転売。世界規模で社会問題化しており、先般、抽選が開始された東京五輪・パラ五輪のチケットにおいても無縁ではない。もちろんすでに多くの議論が重ねられており、来月6月には「チケット不正転売規禁止法」も試行される。これにより“転売ヤー”とも言われる、転売目的で不正にチケットを入手・転売している悪質な転売業者に対しては一定の歯止めがかかることも期待できる。一方で、“転売目的で”チケットを入手すること自体においても「詐欺罪」が適用されたケースもある。

 ただし、こうした問題については、YOSHIKIが指摘するように「結局はモラルの問題」とも言えるだろう。その意味でも、6月の「チケット不正転売禁止法」の施行を前に、改めてTwitterを通じて、広く訴えたYOSHIKIの発言は大いに意義のあるものになった。

提供元: コンフィデンス

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