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山梨・笛吹川温泉「坐忘」は勝沼ワインと本格茶懐石の人気宿!


笛吹川温泉「別邸 坐忘」(山梨県甲州市)は、ワインと茶懐石で知られる温泉宿。「まるき葡萄酒」の経営で、宿泊者ラウンジでは勝沼ワインの試飲が可能です。ワイナリーツアーも無料で、毎週木曜日には講習会も開催。「お茶事」と呼ばれる本格茶懐石の夕食で、ワインと料理のマリアージュを実践的に学べます!
温泉は源泉かけ流しで、露天風呂付き客室も完備。高級な別邸とリーズナブルな本館があり、予約困難な人気宿です!

笛吹川温泉「坐忘」でワインと料理のマリアージュを学ぶ!

写真:藤田 聡

笛吹川温泉「坐忘」は老舗ワイナリー「まるき葡萄酒」の経営で、勝沼ワインと料理のマリアージュを学べる宿として知られます。
本館2階の宿泊者ラウンジには、ソフトドリンクに加えて勝沼ワインも用意されセルフサービスで試飲可能。書店が定期的に本を入れ替えに来る、ライブラリーも兼ねています!

写真:藤田 聡

笛吹川温泉「坐忘」に初めて宿泊するなら、木曜日がおすすめ。系列のワイナリー「まるき葡萄酒」から専門家が来て、ワインの講習会を宿泊者向けに無料で開催しています。
夕食に支障しないように簡単なおつまみですが、ワインと料理のマリアージュの基礎も教えてくれます。講習会で試飲出来るワインは、ラウンジに用意されている物より上等なのでぜひ参加しましょう!

写真:藤田 聡

笛吹川温泉「坐忘」のワイン講習会は、通常は本館2階のラウンジで開催されます。2019年の秋には特別に、宿敷地内のブドウ畑で初開催。
特別イベントに遭遇するのは運次第ですが、ブドウ畑は宿に隣接しているので随時見学可能。天気が良ければ写真の通り、非常に清々しい雰囲気の中で散策を楽しめます!

夕食は本格茶懐石とグラスワインのコース!

写真:藤田 聡

笛吹川温泉「坐忘」の夕食は、「お茶事(おちゃじ)」とも呼ばれる茶道の歴史に基づいた本格茶懐石料理。宿では気軽に茶料理と呼びますが、ここでは茶懐石として紹介します。
最初は一汁三菜から始まりますが、昔は白米が貴重品だったので冒頭に少量頂くのが伝統。箸置きを使わずに、折敷(おしき)と呼ばれるお盆に立て掛けるのも茶懐石の流儀です。日本人でも知らない事が多々あると思いますが、ぜひ一度体験しましょう!
普段はビールや日本酒を飲む人でも、笛吹川温泉「坐忘」ではぜひワインを頂きましょう。おすすめは、ドリンクメニューの最後にある「まるきのワイン by the glass」。料理との相性が考慮されたワインを、料理と同時に出してくれるグラスワインのコースです。3杯と4杯のコースがあり、1杯800円以上のグラスワインを500円程度で楽しめるのでお得です!

写真:藤田 聡

一汁三菜は最初の膳の汁と「向付」と呼ばれる刺身(または酢の物)に続き、「椀盛り」と呼ばれる煮物椀と「焼き物」が出て完成します。
笛吹川温泉「坐忘」の焼き物は、天魚(あまご)の炭焼。笛吹川上流の清流で育つ天魚を、別邸の池で直前まで飼育。新鮮な魚を炭火でじっくり焼くので、まさに絶品。鮎の季節になっても、天魚を出し続ける程の名物料理になりました!
焼き物以降は1つの器に人数分の料理を盛りつけて取り箸を添え、客が取り回す形で器や盛りつけを含めて楽しむのも、茶懐石の流儀です。

写真:藤田 聡

焼き物の後は、箸洗いまたは小吸い物と八寸で終わるのが一般的な茶懐石。しかし、笛吹川温泉「坐忘」の茶料理は、強肴や預け鉢なども出る豪華版です。
「まるき葡萄酒」は勝沼のワイナリーなので、本来は日本を代表するブドウ品種「甲州」の白ワインが名物。しかし、赤ワインも美味で、特に「ラフィーユ 樽甲斐ノワール」が絶品。山梨県産の醸造専用品種「甲斐ノワール」を樽熟成させており、ほんのりスパイシーなワイン。肉料理を中心に、様々な料理との相性も抜群です!
笛吹川温泉「坐忘」で講習会に参加しグラスワインのコースを注文すれば、ビール好きも日本酒党もワイン好きに大変身。饒舌に語りたくなる程の知識と経験を、一晩で得ることが出来ます!

朝食は茶懐石の後に野点も!

写真:藤田 聡

笛吹川温泉「坐忘」は朝食も非常に豪華で、一般的な宿の夕食にも見える程。一の膳と呼ばれるので不思議に思っていると、次に二の膳も登場します!

写真:藤田 聡

笛吹川温泉「坐忘」の朝食、二の膳は本格的な手打ち蕎麦。茶懐石専用の、ひょうたん型の器で登場します!

写真:藤田 聡

朝食後には食事処「懐石 まる喜」の前で、野点(のだて)を体験出来ます。野点とは、屋外で行われるお茶会の事。お点前(てまえ)の近くではなく、日差しを避けて木陰に席を設ける配慮も嬉しい限り。朝から気分よく、一日をスタート出来ます!

高級感と客室眺望が抜群の本館!

写真:藤田 聡

笛吹川温泉「坐忘」はワインと茶懐石で知られるので、その魅力を真っ先に紹介しました。ここからは宿の情報を紹介します。
笛吹川温泉「坐忘」は本館の周囲に、別邸や本館の離れが点在しています。以前は茶懐石は別邸の宿泊者専用でしたが、2019年6月に新食事処がオープンし、本館の宿泊客も夕食が茶懐石になりました!

写真:藤田 聡

笛吹川温泉「坐忘」の客室は、全部で4グレード。一番リーズナブルな本館和室でも、もちろん全く問題ありません。写真の通り、高級感に溢れた快適な内装です!

写真:藤田 聡

笛吹川温泉「坐忘」の本館和室は、客室眺望も高級感に溢れています。夜にはライトアップも行われ、雰囲気抜群!周囲に点在しているのは、本館の離れです。
本館2階には冒頭で紹介したラウンジがあるので、ラウンジに入り浸りたい人には2階、大浴場に何度も通う人には1階がおすすめです!

無料で観光!ワイナリーツアーは送迎付き

写真:藤田 聡

笛吹川温泉「坐忘」の食事処「懐石 まる喜」は、本館から一番遠い場所にあり、その手前に高級な「別邸」の離れが建ち並んでいます。別邸の離れは全室露天風呂付客室で、本館にも露天風呂付和洋室が2部屋あります。

写真:藤田 聡

笛吹川温泉「坐忘」は、大浴場も完備しています。内湯も露天風呂も源泉かけ流しで、翌朝には男女交代。ほんのり硫黄の香りが漂う温泉は、極めて上等な泉質。温泉マニアと呼ばれる人でも、この湯には納得するでしょう!

写真:藤田 聡

笛吹川温泉「坐忘」では、無料の観光アクティビティも充実。系列のワイナリーツアーは15:30と11:00の一日2回実施しますが、チェックイン直後は慌ただしいのでチェックアウト後がおすすめ。宿からの送迎付きや、帰りにJRの駅で降ろして貰う事も可能。マイカーで送迎バスに付いて行き、現地で解散するのもOK。宿に早めに相談しましょう!
まるき葡萄酒は現存する日本最古のワイナリーで、周囲はブドウ畑に囲まれています。樽熟成や瓶内熟成の様子を見学し、秋にはブドウの仕込みから見学出来ます。ワインの試飲も可能で、運転手や飲めない人はワイン用ブドウ品種のジュースを頂けます!
宿から至近距離にある、新日本三大夜景「笛吹川フルーツ公園」への夜景ツアーも開催。ただし、夕食後に開催するので、遅い時間に夕食を指定した人には案内されません。あくまでも、宿泊客の意思を第一に尊重する配慮も素敵。毎週火曜日は行き先がワイナリーになり、試飲と夜景を一度に楽しめます!

笛吹川温泉「坐忘」は、予約困難な超人気宿!

笛吹川温泉「坐忘」はワインと茶懐石の魅力により、宿泊予約が困難な人気宿になっています。ネット上でも客室を指定して予約出来ますが、どの客室もかなり先まで満室で驚きます。
夏休み終了後など旅行シーズン直後なら、少しは予約し易くなりますが、希望の客室と日程を合わせる事はなかなか困難。万障繰り合わせて、自分の予定を調整して行く価値がある宿です。
日帰り入浴を受付けていない事もあり、人気宿なのに旅行記が少ないのも特徴的。なお現在のワイナリーが経営する前に評判を落としていた時期があり、今でも口コミやブログにその頃の情報が残っている場合も。しかし、現在の予約状況を見れば、人気と実力は折り紙付き。過去の悪評を気にする必要はありません。

■関連MEMO
笛吹川温泉 坐忘 ホームページ
http://www.fuefukigawaonsen.com/
まるき葡萄酒 ワイナリー ホームページ
http://www.marukiwine.co.jp/

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
藤田 聡

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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