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必見スポットを1日で網羅!メキシコシティ王道モデルコース


日本からメキシコシティへの直行便も就航し、マヤの遺跡やカンクンなどへ行きやすくなりました。でも遺跡めぐりやビーチがメインで、メキシコシティは乗り継ぎだけという方や完全に素通りなんていうことも。メキシコシティにも古代文明遺跡、アートスポット、数々の世界遺産や陽気で楽しいユニークな舟遊びスポットもあります。これを見逃すなんてもったいない!1日で首都メキシコシティを楽しむ王道コースをご紹介します。

AM8:30 世界遺産のソチミルコで舟遊び

写真:Chanos Maya

午前8時半にホテルを出発、この日の観光の中でメキシコシティ中心部から最も離れているスポットへ向かいましょう。
現在のメキシコシティは、古代のソチミルコ湖あった場所につくられたということはあまり知られていないかもしれません。メキシコシティの南部の「ソチミルコ」にはその名残の水路が多数残されています。ソチミルコはメトロなど公共の乗り物で、メキシコシティ中心部から約1時間程度でアクセスできます。
船乗り場から船頭さんが漕いでくれるトラヒネラとよばれるカラフルな遊覧船を乗り場からチャーターして、水路を巡りましょう。

写真:Chanos Maya

水路を進むと珍しい水鳥やうっそうと茂る緑に囲まれ、メキシコシティとはまた異なるのどかな光景が広がります。「チナンパ」という浮島の畑もぽつぽつと。なんとアステカ時代から伝わる農耕方法で今もその伝統が大切に残されています。そんなソチミルコは世界遺産に登録されています。
音楽や歌を歌ってくれるマリアッチを自分の船に乗せたり、スナック売りのボートから軽食を買ったりしてのんびり約1時間。メキシコらしい陽気なアクティビティを楽しみましょう。

AM11:30 世界遺産のメキシコ国立自治大学に寄り道

写真:Chanos Maya

ソチミルコからメキシコシティ中心部へ戻りましょう。
ソチミルコから路面列車を利用して30分、途中「メキシコ国立自治大学(UNAM)」に寄り道。第二次世界大戦後、60人以上の建築家、技術者、芸術家たちが集まり創設された南米有数の大学です。様々な分野の新しい発想や芸術にメキシコの伝統がコラボレーションしてできた大学は社会文化的価値の高さが評価され、世界文化遺産に登録されています。
大学施設の中で特に有名な中央図書館。世界最大規模の壁画で覆われています。アステカ文明とスペイン植民地時代をテーマに、各面に施されたモザイク画は圧倒的な迫力があります。

写真:Chanos Maya

中央図書館の向かいにある大学のメインビルディングには、メキシコ芸術の巨匠の一人、シケイロスによる立体壁画。これもぜひ写真におさめたくなる、パワーがあふれる躍動的な作品です。
同じく芸術界の巨匠ディエゴ・リベラの壁画が施されたスタジアムなど、メキシコ国立自治大学の敷地内にはリベラルな大学を創設したいと関わった人々の思いが伝わってくる、巨大な芸術作品やユニークな建造物が多数あります。
これらの建物の外観を写真におさめて約30分。そろそろお腹もすいてくるころです。

PM12:30 お待ちかねランチタイム

写真:Chanos Maya

メキシコ国立自治大学からまた路面電車に乗ってメキシコシティ歴史地区方面へ約30分。休憩を兼ねて、メキシコシティ中心部で1時間程度時間をとってランチタイムにしましょう。
メキシコシティの路地には屋台がいっぱい。朝からお昼過ぎ頃まではトルティーヤ(とうもろこしの粉で作られるフラットなパン)の上にひき肉をのせたタコスなどが売られています。焼きたて作りたてのメキシカンストリートフードもおすすめです。
屋台はちょっと・・・という方はメキシカンのチェーンレストラン「エルカリファ(EL CALIFA)」でランチはいかがでしょうか。トルティーヤにチーズを挟んだケサディーヤやアボカドのディップのガッカモーレなど、私たちがぱっとイメージするメキシコ料理がいただけます。市内に10店舗ほどあり、キッチンが客席の真ん中にある店舗もあり、次々と作られていく様子が見えるのも楽しい体験です。

PM2:00 ここからは歩いて・・・メキシコシティ歴史地区散策&お買い物(+おやつ)

写真:Chanos Maya

メキシコシティのど真ん中にある歴史地区は世界遺産に登録されています。「ソカロ(中央広場)」を中心にメキシコ連邦庁舎やメトロポリタン大聖堂などコロニアル建物が並ぶ、そぞろ歩きが楽しいエリアです。歴史や遺跡に興味のある方は約3時間、ふらっと散策のみなら2時間程度を見込みましょう。
現在私たちが目にしている歴史地区の大聖堂も宮殿も、17世紀にアステカを征服したスペインによって建てられた建造物です。それよりも前、15〜16世紀にメキシコシティ周辺で栄えたアステカ帝国の跡は歴史地区の地下に埋まっています。その一部は大聖堂の裏にある「テンプロマヨール」で見学することも可能です。

写真:Chanos Maya

メキシコシティ歴史地区を散策すればショッピングも簡単です。旧市街から近い「サンファン市場」や「シウタデラ市場」などのローカルマーケットでは色鮮やかなガイコツオブジェや織物など、お土産にぴったりの民芸品が所狭しと並びます。カラフルな色遣いはメキシコならでは。お気に入りの1品を探しましょう。
メキシコの味を日本でも味わいたい、という方は街のあちこちにある小さな商店やスーパーに立ち寄りましょう。サルサやチリソース、メキシコ名産のコーヒーなどはいかがでしょうか。

写真:Chanos Maya

お土産探しで市場に行ったら、メキシカンスナックをいただくのもお忘れなく。市場の中には、日本でもなじみのあるチュロス、クッキー、甘いパンなどが売られるスタンドがあるはずです。
メキシコ人は甘いものが大好き!市場だけでなく、メキシコシティの路地などいろいろなところにパナデリア(ベーカリー)やスタンドがあります。メキシカンスイーツは散策途中のおやつにぴったりです。

PM5:00 夕方までしっかり観光!博物館・美術館へ

写真:Chanos Maya

メキシコシティは約160の博物館や美術館などがあるミュージアムシティ。「国立人類学博物館」や「シケイロス美術館」など、ご自身の趣向に合った施設でメキシコシティの一日を終えましょう。閉館時間によりますが、鑑賞は1時間から1時間半程度可能です。
もしメキシコ国内の遺跡巡りの最後にメキシコシティを訪れるなら、各地からの発掘品が展示されている国立人類学博物館がおすすめです。歴史地区から地下鉄で15分ほどのところのチャプルテペック公園の中にあります。歴史地区から徒歩で行けるテキーラの博物館「テキーラ博物館」もユニークです。入場無料の博物館も数多くあります。
多くの施設が午後6時〜7時頃には閉館します。毎月最終水曜日は国立人類学博物館をはじめとする博物館で、夜9時頃まで見学が可能となるミュージアムナイトが行われます。滞在日程が合えば、さらにゆったりと時間をとることができます。(ミュージアムナイトについての詳細は関連MEMOをご参照ください)

メキシコシティの必見スポット満載の1日

この王道モデルコースでご紹介した各地はガイドブックに載るような必見のスポットの中から、水辺の風景、歴史的風景、ローカルの生活風景にも迫れるメキシコシティらしいユニークで楽しいスポットをピックアップしました。
見どころ満載ですが、公共交通機関を使っても比較的のんびり回れる余裕の日程です。朝夕のラッシュの時間帯はメトロや路面電車を使い、動きにくい区間や時間を抑えたい昼間はタクシーやUBERを。交通手段を賢く使うこともメキシコシティ観光の鍵です。メキシコシティの1日を無理なくじっくり楽しんでください。
2018年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
メキシコ観光局(日本語)
http://beta.visitmexico.com/ja/
レストランエルカリファ(スペイン語)
http://elcalifa.com.mx/website/
メキシコシティミュージアムナイト(スペイン語)
http://data.cultura.cdmx.gob.mx/nochedemuseos/

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
Chanos Maya

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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