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雪解けの季節にこそ訪れたい世界遺産「知床半島」見どころ4選

知床半島の冬期は雪に閉ざされ、知床横断道路も閉鎖されます。通れるのは5月から10月頃までで日本で最も開通期間の短い国道といわれ、頂点にある「知床峠」からの絶景もこの期間しか見ることができません。
斜里町の夕陽台から見るオホーツク海に沈む夕日、知床最大の滝「オシンコシン滝」、天に向かうようにまっすぐにのびる「天に続く道」など雪のない時期だからこそ楽しめる知床半島のおすすめスポット4選を紹介します。

日本一開通期間の短い国道の頂点 絶景が広がる「知床峠」

写真:肥後 球磨門

世界自然遺産である知床半島の斜里町ウトロと羅臼町を結ぶ知床横断道路(国道334号線)は総延長27.3キロメートルで、冬の間(おおむね10月下旬から4月下旬)は道路が閉鎖され日本一開通期間が短い国道として知られています。
知床横断道路の急な上り坂を登りきった先にあるのが知床連山の尾根筋にあたる標高738メートルの「知床峠」です。横断道路の中で唯一駐車場が設けられているので、知床連山の最高峰、別名「知床富士」と呼ばれる羅臼岳が眼前に迫る迫力ある風景をゆっくりと眺められる場所です。

写真:肥後 球磨門

天候が良ければ峠から北方領土の国後島を遠くに望むことができます。眼前にそびえる雄大な羅臼岳とかなたの北方領土とが織り成す大パノラマは知床八景の一つになっていて、雪のない時期だからこそ楽しめるおススメのスポットです。

写真:肥後 球磨門

横断道路を運転中、羅臼岳の新緑や紅葉が眼前に飛び込んできますがヘアピンカーブが続く道路なのでわき見運転には十分気を付け、知床峠の駐車場に車を停めてゆっくり景色を堪能しましょう。
5月中旬頃から下旬頃は夜間通行止めになることもあるので事前に道路交通情報を確認して出かけることをおススメします。
<知床峠の基本情報>
アクセス:道の駅「知床・らうす」から車で約25分

オホーツクに沈む夕日とオロコン岩のコラボレーションが見事

写真:肥後 球磨門

羅臼町から知床横断道路を抜けると温泉宿泊施設が何軒か建つ斜里町宇登呂(ウトロ)に到着します。「ウトロ」の語源はアイヌ語の「ウトゥルチクシ」で、意味は「その間を我々が通る所」です。
ウトロに到着すると片側はオホーツク海、反対側は斜面となっていてアイヌ民族が発想した言葉の意味が実感できるのではないでしょうか。
斜面の高台にあるのが「夕陽台」で、ここからはオホーツク海に沈む夕日を鑑賞できる絶好のスポットとなっています。

写真:肥後 球磨門

ウトロ港の近くに高さがおよそ60mの大きな岩があります。「オロコン岩」と呼ばれる岩でアイヌ語の「そこに座っている岩」という意味があります。
夕陽台からはこのオロコン岩に太陽が沈んでいく夕景を見ることができます。

写真:肥後 球磨門

この岩は上ることもできるので、頂上から遥か遠くに広がるオホーツクの海や知床連山など360度のパノラマが楽しめます。
170段の階段を上がって頂上から夕日をじっくりと眺めるのもいい思い出になるのではないでしょうか。
<夕陽台の基本情報>
住所:北海道斜里郡斜里町ウトロ
電話番号:0152-22-2125(知床斜里町観光協会)
アクセス:ウトロバスターミナルから約1Km
駐車場:「夕陽台の湯」の駐車場を利用(無料)

知床半島最大の滝「オシンコシンの滝」

写真:肥後 球磨門

ウトロ温泉街から斜里市街地にむかう国道沿いにあるのが「オシンコシンの滝」で、途中から流れが2つに分かれていることから「双美の滝」とも呼ばれています。
知床八景の一つに挙げられ日本の滝百選にも選ばれている知床半島最大の滝です。
「ウトロ」や「オロコン岩」もそうですがこの「オシンコシン滝」という名前もアイヌ語からきていて「エゾマツが群生するところ」という意味の「オ・シュンク・ウシ」が語源となっています。

写真:肥後 球磨門

滝といえば普通は山間部にあって見るためには近くまで歩かないといけないイメージがありますが、この滝は海のそばにあって簡単に大自然を楽しむことができます。

写真:肥後 球磨門

駐車場から滝の中ほどまで上れる階段が設けられているので、落差約80メートルの迫力ある滝を間近で見ることができます。
冬は水の流れを残したまま凍りつく滝ですが、新緑の季節は雪解け水で水量が増し、一層迫力のある滝の姿を堪能することができます。
どうどうと流れ落ちる滝を背景に知床半島の思い出の一枚を残すのにおススメの場所です。
<オシンコシンの滝の基本情報>
住所:北海道斜里郡斜里町ウトロ
電話番号:0152-22-2125(知床斜里町観光協会)
アクセス:斜里町ウトロから斜里方面へ車で約10分

絶景!はるか遠く天につながる直線道路「天に続く道」

写真:肥後 球磨門

国道334号線をウトロから斜里市街地に向かって走行していると「天に続く道」の看板が見えてきます。そこを左折するとまっすぐな道が現れるのでこれが「天に続く道」かと勘違いするかもしれませんが、本当の天に続く道はこの道の終点にあります。

写真:肥後 球磨門

終点は小さな空き地になっているのでここに車を停めましょう。そこが天に続く道のスタート地点、高低差のある総延長距離27.5キロメートルの直線道路がまっすぐに伸びて、まるで道路が天に吸い込まれていくように見える場所です。
ここからスタートして北海道ならではの大パノラマが広がる直線道路を満喫してください。
もし時間に余裕があれば夕暮れ時に訪れることをおススメします。夕焼け空の中に道路が吸い込まれていくという感動的な、まさに「天に続く道」の光景を見られます。
なお冬期は除雪されていないためスタート地点に行くことができないので、事前に道路情報を確認することをおススメします。
<天に続く道の基本情報>
住所:北海道斜里郡斜里町峰浜
電話番号:0152-22-2125 (知床斜里町観光協会)
アクセス:JR知床斜里駅から車で約15分

気候のいい時だからこその景色を堪能「知床半島」

冬の間はほとんどの道路が雪に閉ざされる知床半島。
雪解けも終わり雪道に慣れていない方も安全に走行できる季節に知床半島に出かけてみませんか?
大自然が作った景色と共に、人間が作った絶景も楽しめます。
2018年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
知床斜里町観光協会
https://www.shiretoko.asia/index.html

【トラベルジェイピー・ナビゲーター】
肥後 球磨門

提供元:トラベルジェイピー 旅行ガイド

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