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300m超のバラのトンネル!埼玉県川島町「平成の森公園」


埼玉県川島町の「平成の森公園」には総延長300mを超えるバラのトンネルが設けられています。毎年、バラの花の季節には大勢の人たちが観賞に訪れて賑わいます。広場や池を設けて整備された公園は木々の緑も美しく、特に春から夏にかけての表情が魅力的です。子どもたちの遊び場にも、ピクニック感覚で楽しむにも好適。木々の若葉が陽光に輝く季節、平成の森公園に出かけてみてはいかがでしょう。

美しく整備された「平成の森公園」へ出かけよう

写真:沢原 馨

埼玉県川島町のほぼ中央部に、「平成の森公園」という魅力的な公園が設けられています。公園は昭和63年(1988年)に国が提唱した「自ら考え自ら行う地域づくり事業」、いわゆる「ふるさと創生事業」の実施策の一環として整備されたもの。計画されたのが平成元年だった(完成したのは平成8年)ため、この名が付けられました。

写真:沢原 馨

平成の森公園は面積8ha超。充分に広い公園です。その中に修景池や樹林地、広場などを設けて、潤いのある景観の公園として整備されています。緑に溢れ、工夫を凝らして整備された園内は散策を楽しむにも好適。陽気の良い季節にはお弁当を持ってでかけたくなる公園です。

写真:沢原 馨

その平成の森公園で、特筆すべき施設がつるバラを植栽して設けられた「バラの小径」。毎年、見頃の時期には「バラまつり」も開催され、大勢の人たちが観賞に訪れます。陽光に新緑が輝き、バラが咲き誇る季節、平成の森公園がいちばん魅力的な季節です。

総延長300mを超えるバラのトンネルを堪能しよう!

写真:沢原 馨

「バラの小径」は、約60品種、400本超のつるバラによって造られた“バラのトンネル”。8の字状に設けられた“バラのトンネル”の総延長は300mを超え、その長さは日本一と謳われています。「いろいろな”日本で一番”を認定・掲載する」というウェブサイト「日本一ネット」に、平成18年(2006年)に認定登録されているのです。
この「バラの小径」は川島町の合併50周年を記念して平成18年(2006年)に整備されたもの(1954年に当時の出丸村、八ツ保村、小見野村、三保谷村、伊草村、中山村が合併して川島村が発足しました)。それから10年以上を経過して、植えられたバラも大きく育ち、見応えのある景観を見せてくれるようになりました。

写真:沢原 馨

バラのトンネルを歩けば、まさにバラに包まれたような感覚で楽しめます。何しろ300m超、見応えがありますよ。バラの色彩と芳香に包まれての散策は至福のひとときですね。トンネル内はあまり広くはありませんので、譲り合って楽しみましょう。

写真:沢原 馨

バラのトンネルの中を歩いたら、バラのトンネルを外からも見てみましょう。こんもりとしたトンネルの“外側”にバラが咲き誇る様子も美しいですよ。バラのトンネルの周辺にもバラが植えられています。バラの咲く景観を存分に楽しみましょう。

遊具類も充実!子どもたちを連れて訪れても大満足

写真:沢原 馨

平成の森公園は子どもたちの遊び場としての施設も充実しています。南西側に設けられた「ちびっこ広場」は、各種の遊具類が設置されていて、子どもたちに大人気。凝った造りの大型複合遊具が子どもたちの冒険心をくすぐるようですよ。

写真:沢原 馨

「バラの小径」の横手には小川が設けられていて、夏には水遊びの子どもたちの歓声が響きます。小川はもちろん人工的なものですが、岸辺や流れの中に自然石を多く使い、周辺には木々を植え、山間の渓流を思わせる造りになっています。遊ぶ子どもたちも大満足!

写真:沢原 馨

川島町にお話を伺ったところ、この小川は実は水遊び施設として設けたものではないとのこと。暑い季節になると水遊びをする家族連れが多く、事実上の水遊び場となってしまったもののようです。水を流すのは夏休み期間中や暑い季節の週末など、臨機応変に対応して、特に決まったスケジュールはないとのことです。
言うまでもないことですが、子どもたちを遊ばせるときには必ず保護者が見守り、水遊び用の靴を履かせるなどして、怪我や事故が無いように充分に気をつけましょう。

6月になると花菖蒲も楽しめる!

写真:沢原 馨

平成の森公園には「ショウブ園」も設けられています。2500本ほどの花菖蒲が植えられ、咲き揃えば情緒溢れる景観を見せてくれます。岸辺から眺める景観も素敵ですが、菖蒲田の中に設けられた木道を辿れば、間近に花菖蒲を楽しむことができます。

写真:沢原 馨

花菖蒲の花期は6月。見頃の時期になると、これもまた多くの人が観賞に訪れます。6月の初めなら「バラの小径」のバラもまだ見頃。年によって少し差がありますが、うまく時期が合えばバラと花菖蒲の両方を楽しむことができますよ。

平成の森公園で初夏の行楽を楽しもう!

写真:沢原 馨

平成の森公園は普段は地元の人たちに親しまれている公園ですが、バラや花菖蒲の美しさが評判を呼び、それらの見頃の時期には町外から来園する人も多いようです。園内の景観もたいへんに美しく、お弁当を持ってピクニック感覚で訪れても充分に楽しめます。陽光輝き風薫る季節、川島町に出かけてみませんか。お勧めの公園ですよ。

「平成の森公園」の基本情報

住所:埼玉県川島町大字下八ツ林
電話番号:049–297–5701(平成の森公園管理事務所)
アクセス:川越駅(JR川越線・東武東上線)から「鴻巣免許センター行き」バス、「八ツ林(川島町役場入口)」下車徒歩約15分/無料駐車場有り、圏央道川島ICから約3.5km
2018年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
平成の森公園(川島町)
http://www.town.kawajima.saitama.jp/2224.htm
日本一ネット
https://www.nippon-1.net/

【トラベルジェイピー・ナビゲーター】
沢原 馨

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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