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ピナイサーラの滝は必見!西表島はツアーやクルーズで楽しもう


西表島は沖縄の離島の中でも、緑の豊かさが特徴的な島です。そんな西表島を楽しむには、トレッキングツアーやクルーズなどで島の内部に入っていくのが一番。
今回は、沖縄県内最大落差を誇るピナイサーラの滝、マリユドゥ・カンビレーと二つの滝を楽しめる浦内川、日本最大規模のマングローブを見られる仲間川と、見応え抜群の3スポットをご紹介します。

沖縄県最大の滝「ピナイサーラの滝」

写真:岡本 大樹

西表島の中でも特に人気のスポットとして知られるのが、ピナイサーラの滝です。落差が54mと沖縄県内で最も大きく、雨が降った後の日にはかなりの迫力を感じることができますよ。
ちなみに「ピナイサーラ」というのは「顎髭」と「下がったもの」という意味の二つの単語からできた名前です。その真下に落ちてくる様子は、名前の通り顎髭のような姿となっています。

写真:岡本 大樹

またピナイサーラの滝はヒナイ川の中程にある滝なので、滝に向かう途中はヒナイ川を通ってカヌーで行くことになります。川の左右はマングローブに囲まれていて下に入りこむこともでき、特別な体験になること間違いなし。
カヌーは初めてでも基本的な操作はそれほど難しくありませんので、チャレンジしてみることをオススメします。

ピナイサーラの滝へと向かうまでの道のりを一本の動画にまとめましたので、ぜひチェックしてみてください。
なお、ピナイサーラの滝へ行く場合にはツアーに参加するのが一般的です。ツアーにはいくつもの種類があり、夏場であれば滝壺で泳ぐこともできますし、滝上へトレッキングして上からの眺望を楽しむといった内容のものもあるので、自分の好みに合ったツアーを探してみてくださいね。

二つの滝を見に行く、浦内川クルーズ

写真:岡本 大樹

ピナイサーラの滝を見に行く場合は、ツアーに参加する必要があり所要時間も半日以上必要になりますが、浦内川クルーズは3時間で2つの滝を見て回れるという比較的手軽なアクティビティとなっています。
浦内川は西表島で最も大きな川。そこで1日に7回(繁忙期は増便あり)行われているクルーズに参加すれば、マリユドゥの滝とカンビレーの滝を見に行くことができるのです。
船で30分ほど上流の軍艦岩まで運んでもらえるので、そこからは自由行動。軍艦岩からマリユドゥの滝展望台までは30分ほど、そこからさらに15分ほど歩けばカンビレーの滝まで辿り着きます。

写真:岡本 大樹

写真は展望台から見たマリユドゥの滝です。マリユドゥの滝は日本の滝100選の一つでもあり、2段に落ちる様子と滝壺が丸くなっていることが特徴。
なお、マリユドゥというのは「丸い淀み」を表す言葉であり、その滝壺の特徴がそのまま滝の名前となっていることがわかります。
滝の近くにはガイドなしでは近づくことはできませんが、展望台からの遠景でも迫力を見て取ることができますし、さらに上流のカンビレーの滝へと向かう道を歩いていると、姿は見えずともその滝の音は聞こえて来るのでその規模が感じられます。

写真:岡本 大樹

こちらはさらに上流にあたるカンビレーの滝。カンビレーは「神の座」や「神々の交際」を意味し、ここは聖地とされている場所でもあります。
落差はそれほどなく急流が流れていくタイプの滝ですが、200mほど流れていく様子は圧巻です。また滝の近くまで寄って行くことができるので、マリユドゥの滝とは少し違った楽しみ方をすることができますよ。

日本最大のサキシマスオウノキに会える仲間川

写真:岡本 大樹

西表島の大きな港、大原港から参加できるクルーズが仲間川クルーズです。所要時間が1時間ほどと短いので、浦内川クルーズよりさらに手軽に参加することができます。
仲間川は浦内川よりは小さな川ですが、マングローブの広さという点で言えば、なんと日本一の規模を誇ります。仲間川流域一帯のマングローブの面積は160ヘクタールあり、これは日本のマングローブ全体の25%を占めることになるほどの広さなのです。
港付近は海水域で、上流の方に向かうにつれてどんどんと生育している植物にも変化が見られます。クルーズのガイドさんが説明しながら進んでいってくれるので、説明を聞きながら遊覧を楽しみましょう。

写真:岡本 大樹

そして仲間川クルーズでの最大の見どころが、こちらの写真のサキシマスオウノキです。西表島ではいくつかの場所で見ることができる木ですが、この仲間川で見ることができるものは、日本最大のものだけあり見ごたえ抜群。
その板根(板状になった根のこと)は最も大きいところでは4mもの高さを誇っています。板根は1年で1cm伸びると言われており、このことから推定樹齢が400年以上ということがわかります。
ただし満潮に近い時間帯でなければサキシマスオウノキを見に行けないので、クルーズに参加する時間帯には注意してくださいね。

西表島を楽しむならツアーやクルーズへの参加は不可欠!

西表島の豊かな自然を楽しめる場所は数え切れないほどありますが、やはりツアーやクルーズに参加して島の内部へと進んでいくものがオススメです。
特に今回ピックアップしたピナイサーラの滝・浦内川・仲間川は島内でも屈指の自然と出会えるスポットたち。ご紹介した方法以外に、浦内川でカヌーを楽しむなんてこともできるので、好みにあった西表島満喫のプランを立ててみてくださいね。

■関連MEMO
西表島観光案内
http://www.iriomote.com/web/spot/
西表島 浦内川観光
http://www.urauchigawa.com/index.html
仲間川マングローブクルーズ&カヌー
https://www.iriomote.com/web/mangrove/

【トラベルjpナビゲーター】
岡本 大樹

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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