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フェリー「クイーンコーラルプラス」で奄美諸島へ行こう!


奄美諸島へは鹿児島と沖縄からフェリーが運航中! 鹿児島-奄美諸島-沖縄本島の航路にはマリックスラインとマルエーフェリーが共同運航しており、中でもマリックスライン「クイーンコーラルプラス」は船内が充実しています。飛行機では味わえない景色・旅情を楽しめ、車、バイク、自転車も積める「クイーンコーラルプラス」に乗って、世界遺産候補の島へ出かけてみませんか。

奄美大島、徳之島、沖永良部島、与論島に寄港!「クイーンコーラルプラス」

写真:マリックスライン株式会社

マリックスライン「クイーンコーラルプラス」は2008年12月、鹿児島から奄美大島、徳之島、沖永良部島、与論島、沖縄本島北部の本部、那覇の航路に就航したフェリーです。「クイーンコーラルプラス」の船名プラス(PLUS)は、「Pleasant,Luxury and Utility Ship(楽しく、心地よい、多目的・実用的な船)」の頭文字を取ったもの。奄美諸島の島民にとって生活航路を担う船です。
鹿児島新港発は18時に出港し、翌朝5時に奄美大島、朝9:10に徳之島、11:30に沖永良部島、13:40に与論島、16:40に沖縄本島・本部港、19:00に那覇港着というダイヤです。
那覇港発は朝7:00に出港し、朝9:00に本部港、11:50に与論島、14:10に沖永良部島、16:30に徳之島、20:30に奄美大島、翌朝8:30に鹿児島新港着というダイヤとなっています。
マリックスラインは「クイーンコーラルプラス」の他に1999年就航の「クイーンコーラル8」の2隻を運航し、マルエーフェリーの2隻を合わせて4隻体制で鹿児島、沖縄と奄美諸島を結ぶ航路を担当。配船はホームページなどで確認する必要があります。また4隻とも船内が一部異なりますので、乗り比べるのも面白いかもしれません。

船内はバリアフリー対応!1等シングル付!「クイーンコーラルプラス」

写真:ヨッシー 宙船

「クイーンコーラルプラス」は船名の様に人にやさしい船、バリアフリー対応となっており、エレベーターが設置されているのはもちろん、4階案内所近くには高齢者・体の不自由な乗客向けの部屋・マリンルーム(写真)。また2階と4階には障がい者向けトイレが設置されています。
マリンルームは2等和室で32名定員の1部屋。また客室内全体的に段差をなるべく少なくしており、前には車いすスペースがあります。一般利用客にとっても荷物の運搬にはバリアフリー設備は移動しやすく便利です。

写真:マリックスライン株式会社

「クイーンコーラルプラス」にある客室でおススメなのは1人用1等部屋(写真)。1人旅のプライバシー重視する旅行者には最適!もう1隻の「クイーンコーラル8」に1人部屋はありません。この他の部屋では、バス、トイレ、アメニティ付の特等、1等では4名定員と2名定員の部屋、2等寝台、2等洋室、そしていわゆる雑魚寝の2等和室があります。

写真:ヨッシー 宙船

1等洋室4人部屋、2等寝台(写真)、2等洋室は2段ベッドとなっており、2等寝台の場合は照明スイッチの隣にコンセント1か所あります。旅客定員数では「クイーンコーラルプラス」その他の3隻とも大半が2等和室で、2等洋室、寝台以上の部屋は4隻とも設備が異なります。同じ航路の船で、行きと帰りで違う船の個室を利用する場合には運賃・料金に注意してください。

売店・レストランでは地元メニューも!大浴場も設置「クイーンコーラルプラス」

写真:ヨッシー 宙船

船内案内所隣の売店では寄港地地元の土産(写真)、「クイーンコーラルプラス」オリジナルグッズ、菓子類などを販売。また時間によっては弁当もあります。

写真:ヨッシー 宙船

レストランは鹿児島発は1日目夕、2日目朝昼、那覇発は1日目昼夕、2日目朝営業しています。一般的な定食・カレーが主ですが、昼食・夕食では奄美大島名物の鶏飯、昼食では沖縄料理のタコライスが寄港地地元のメニューとしてあります。レストランは食事提供時間以外、写真の様にフリースペースとなります。

写真:ヨッシー 宙船

「クイーンコーラルプラス」には鹿児島や沖縄本島から奄美諸島へ向かう4隻の中で唯一浴室があります。他の3隻はシャワーのみです。また洗面道具や着替えは持参して下さい。脱衣所には貴重品を置かず、浴室へ向かう前に4階案内所前の暗証番号式貴重品ロッカーを利用する事を勧めます。

船旅を楽しむ時はここに注意!マリックスライン

写真:マリックスライン株式会社

奄美諸島への旅を楽しめるマリックスラインの船ですが、旅行を楽しむための注意点を記します。
まず鹿児島新港(写真)以外ではクレジットカードでの支払いは出来ず、現金のみです。またマリックスライン、マルエーフェリーで窓口が違い、港によっては同じ建物内ですが隣にない事があります。
予約を勧めます。特に個室利用希望の場合は部屋数に限りがあるほか、お盆、異動シーズン、黄金週間、年末年始は混雑します。またペットスペースは「クイーンコーラルプラス」にはありますが、「クイーンコーラル8」にはありません。

写真:ヨッシー 宙船

「クイーンコーラルプラス」は船内バリアフリーですが、鹿児島、奄美大島・名瀬港以外の港には人道ゲートがなく、船体の左右どちらかの階段を使用する必要があります。そのため徳之島、沖永良部島、与論島、沖縄・本部港、那覇港で荷物が多い人、体が不自由な人が利用する場合、事前に連絡する必要があります。荷物の積降をマリックスラインに依頼する場合、料金がかかります。
また利用日は電話等で運航状況を確認して下さい。波や風の状況によって接岸出来ない場合があるほか、徳之島や沖永良部島では通常接岸する亀徳港や和泊港でなく、平土野港や伊延港に接岸する事があります。
この他、2月から4月にかけては各島から農産物出荷が多いため、荷役作業に時間がかかり、天候が良くても到着が遅れる事があります。シーズンによっては予定に余裕をもった旅行計画を立てて下さい。

マリックスライン「クイーンコーラルプラス」の詳細情報

(鹿児島新港フェリーターミナル)
住所:鹿児島県鹿児島市城南町45-1
電話番号:099-255-1551(8:30〜17:30、土曜は16:00まで、日祝休)
アクセス:JR鹿児島中央駅より路線バス・鹿児島新港ポートライナーで約20分。
車の場合、JR鹿児島中央駅から直行で約10分。鹿児島空港から約1時間。
2017年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
マリックスライン
http://www.marixline.com/
たびねす記事「マルエーフェリー「フェリー波之上」に乗って奄美諸島へGO!」
https://www.travel.co.jp/guide/article/29981/

【トラベルjpナビゲーター】
ヨッシー 宙船

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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