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圧倒される渓谷の絶景!奥多摩「鳩ノ巣渓谷」ウォーキングトレイル


電車で東京・横浜方面から約70分で行ける奥多摩には、大自然の中を散策できるウォーキングトレイルがいくつもあります。その中で「大多摩ウォーキングトレイル」の一番の見所となっているのが「鳩ノ巣渓谷」。奥多摩随一の渓谷美を見ることができます。その美しさの魅力は、山あいの川の上流にあるゆえに迫ってくる自然の力強さから感じられるのかもしれない。見ごたえ・歩きごたえのある約2kmのコースをご紹介します。

いきなり絶景!ウォーキングトレイルのスタート

写真:空下 遥子

鳩ノ巣渓谷のウォーキングは、JR青梅線鳩ノ巣駅と白丸駅を最寄駅とする、その間の約2キロのコースです。鳩ノ巣駅を降り右手に進み、川の方向へ歩いていくと「鳩ノ巣小橋」という名のつり橋があります。今回紹介するウォーキングのスタート地点です。つり橋を渡るにつれ、渓谷の美しさが目に飛び込んできます。初めから出し惜しみなく、絶景を見せてくれます。

奥多摩の秋の自然美

写真:奥多摩町観光案内所

木々が色付く頃には、渓谷はさらに美しくなります。断崖や巨岩により人を寄付けない自然の荒々しさと、紅葉する木々が醸し出す色の違いの繊細さのコントラストが、この絶景を演出しています。この美しさは作られたものではなく自然にできたもの。秋の風情を感じに、この景色をゆっくりと眺めにいくのもいいものです。
奥多摩の紅葉シーズンは、例年11月中旬〜下旬です。

自然のパワーに触れて

写真:空下 遥子

つり橋から見える大きな岩々の存在は圧巻。あまりの岩の大きさに川の水は行く手を遮られ、その間をいく水の流れは激流となりごうごうと谷にこだます音と相まって、自然の力強さを感じることができます。さらに、渓谷から山を見上げると、大きな木々が高いところまで渓谷を取り囲み、自然の深さも感じることができます。

このような山道をウォーキング

写真:空下 遥子

つり橋からの絶景を堪能したら、ウォーキングのスタートです。「2キロなら大丈夫」と思った方、山の道はあなどれません。いきなり岩の階段のアップダウンがあり、特にダウンは普段の街歩きでは使わない足の筋肉が必要です。したたる程の汗をかきながら懸命に進んだと思った所で振り返ると、つり橋がすぐそこに見えているということも・・・。

写真:空下 遥子

コースの初めのほうには激しいアップダウンがありますが、そこを越えれば平坦な道が続くので、景色を楽しみながらのウォーキングができます。多摩川上流のきれいな水の流れ、天高く育つ杉林、木々や岩を覆うように育つ青々としたコケ、水面がブルーに美しく見える白丸湖などの景色が広がっています。

たった2キロ、されど遠かった2キロの嬉しいゴール!

写真:空下 遥子

途中、歩いても歩いてもゴールの数馬峡橋が遠く感じられるかもしれません。それでも歩き続け、数馬峡橋に到着した時、奥多摩の自然豊かなこの景色を眺めながら小さな達成感が湧いてきます。大自然の前では人はちっぽけな存在であり人の一歩は小さいけれど、したたる程に汗をかき、諦めずにその小さな一歩一歩を積み重ねることでゴールに辿り着ける嬉しさがあります。
帰り道は、電車に揺られ「大自然の中で汗をかくのって最高に気持ちいい」と感じながら夢の中へ。

ここも東京都内!自然美あふれる「奥多摩町」

奥多摩町は山深いだけでなく、自然の見所が沢山あります。上流ゆえに水量が多く激しく流れる多摩川の水の音、川の流れを変えてしまえるほど大きな岩々、渓谷を取り囲むように上へ上へと育つ木々、湿った空気が育てる木々や岩を覆うコケ、これらの全てが一体となり奥多摩の渓谷美をつくり上げています。その渓谷沿いに整備されたウォーキングトレイルを歩くと、気持ちいい汗をかくことができ、体と心を解放することができます。気軽にどこか自然があふれている場所に出掛けたいと思い立ったら、奥多摩町へ。
<鳩ノ巣渓谷の基本情報>
住所:東京都西多摩郡奥多摩町棚沢
アクセス:JR青梅線・鳩ノ巣駅より徒歩10分
2017年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
奥多摩町観光案内所
http://www.okutama.gr.jp/

【トラベルjpナビゲーター】
空下 遥子

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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