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アントニオ猪木が今だからこそ打ち明ける、伝説の「アリ戦」の舞台ウラ


1976年にモハメッド・アリとの異種格闘技戦に臨むアントニオ猪木。15回ラウンド戦い引き分けに終わった伝説の試合の裏で、今だから明かすアントニオ猪木が抱えていた胸の内 Photo:Bettmann/gettyimages
1976年にモハメッド・アリとの異種格闘技戦に臨むアントニオ猪木。15回ラウンド戦い引き分けに終わった伝説の試合の裏で、今だから明かすアントニオ猪木が抱えていた胸の内 Photo:Bettmann/gettyimages

プロレス黄金期に一時代を築き、多くの観客を沸かせ、“プロレスこそ最強の格闘技”の象徴的存在だったアントニオ猪木。だが、じつはその内側には誰より多くの葛藤があり、常人には及びもつかない痛みに満ちていました。にもかかわらず、なぜアントニオ猪木は常に強く、明るく、前向きだったのでしょうか。そこで今回は猪木さんの著書『最後に勝つ負け方を知っておけ』(青春出版社)から、アントニオ猪木流・先の見えない時代を生き抜く流儀について抜粋紹介します。

対戦日が近づくにつれ、本当は怖くてたまらなかった

1976年は、俺の人生の中での大きなターニングポイントとなった年だ。

その年、俺は、当時のプロボクシング世界ヘビー級チャンピオン、モハメッド・アリとの異種格闘技戦を行った。

ルール問題が難航し、結局、
・スタンディング・ポジションでの蹴りの禁止
・頭突き、タックルの禁止
・ヘッドロック、バックドロップの禁止

……など、俺にとってはかなり不利な制約の中での試合だった。だが、その制約の中で最善を尽くして戦ったつもりだった。...

提供元:ダイヤモンド・オンライン

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