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ひろゆきが教える「いい人かどうかを見分けるポイント」ベスト1


ひろゆき氏(撮影:榊智朗)

現在、日本中で大ブレイク中のひろゆき氏。
38万部を超えるベストセラー『1%の努力』では、彼の「考え方の根っこ」を深く掘り下げ、思考の原点をマジメに語っている。
この記事では、ひろゆき氏にさらに気になる質問をぶつけてみた。(構成:種岡 健)

「いい人だよね」を信じるな

「あの人、いい人だよね」という褒め言葉を、あなたは信じますか。

僕はあまり参考にならないと思っています。なぜなら、それは「あなたにとっていい人だから」です。

人によって相性はバラバラです。そうじゃないと、1人の人気者がすべてを手に入れる世界になってしまいます。あるいは、1つの食べ物だけが消費され尽くしてしまいますよね。

「みんなは嫌っているけど、私は好き」「この良さは自分にしかわからない」というクセを全員が持っているから、ちょうどよくバランスがとれているんですよね。

ということで、僕にとっての「いい人」の見分け方を紹介しようと思います。

人が変わってしまう瞬間

人が変わる瞬間というのがあります。

日常生活では穏やかに暮らしていて、「あの人はいい人だよね」と思っていたのが、突然、問題を起こしたり犯罪をおかしたりするパターンがあります。

それは、非日常において人が変わってしまったからです。

人間は、そういう本能を持ち合わせています。タイタニック号が沈没していく中で、優雅にいつもどおりの生活をするなんてできませんからね。

なので、非日常のタイミングの相手の反応が大事です。

たとえば、旅行のときの態度です。ふだん遊んでいるときは仲良しだったとしても、長期の旅行に一緒に行ってみると、少し状況が変わってきます。

疲れたり、つらいようなときに、「ぜんぜん気を使わなくなる」ということがあるかもしれません。それがその人の本性なんですよね。

職場で急変する人

職場でも同じです。業績が好調でルーティンワークだけでお金が稼げて、社員も十分に給料やボーナスをもらえている状況なら、みんなが「いい人」であり、「いい職場」に見えるはずです。

しかし、業績悪くなったり、会社が傾いたりしたときは、ガラッと状況が変わります。

「なぜ、誰も改革に取り組まないんだ!」「あの事業は反対したのに!」と、人が変わったように態度が変わる人が現れるでしょう。

そういうときに、自分は冷静に観察するようにしてみてください。どんな言い逃れ発言を言うのか、感情的な言葉を言ってしまうのか。そこで見抜くようにします。

ということで、普段の平穏な日常生活では、みんながみんな、「いい人」モードで暮らせていると思うので、それを過大評価せずに当たり前だと思って生きておいたほうがいいですよ。

そして、みんながパニックに陥る有事に冷静でいられるように準備しておけばいいんじゃないでしょうか。

提供元:ダイヤモンド・オンライン

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