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ひろゆきが警告!「楽しむことに罪悪感をおぼえるのはダメ」


ひろゆき氏(撮影:榊智朗)

現在、日本中で大ブレイク中のひろゆき氏。
全国のベストセラーランキングで続々と1位を獲得し、34万部を突破した著書『1%の努力』では、その考え方について深く掘り下げ、人生のターニングポイントでどのような判断をして今のポジションを築き上げてきたのかを明らかに語った。
この記事では、ひろゆき氏に気になる質問をぶつけてみた。(構成:種岡 健)

「アリとキリギリス」の病

みなさんは楽しむことはできていますか。毎日を楽しく過ごせていますか。どうも、世の中は楽しむことが苦手な人が多い印象です。

「アリとキリギリス」という物語が根深くあるのではないかと思います。みなさんもご存じのとおり、「アリとキリギリス」は、一生懸命せっせとエサを運ぶアリと、1日中遊んで暮らすキリギリスが対比されて描かれます。寒い冬が来ると、遊んでたキリギリスはエサがなくて餓死してしまう。そんなストーリーです。

「アリとキリギリス」の教訓は、「いま楽しむと、あとで後悔する」「いま苦労している人は、あとでいいことが待っている」です。

これって、本当なのでしょうか。

若いうちに遊べ

いまの日本を見ていると、働きアリを美化しすぎていると思います。生活保護をもらっている人を「怠慢だ」といって非難したり、若者に対して「我慢することができない」と悲観的に見たりしています。

そうやって第三者を叩く人たちは、おそらく楽しむことが苦手なのでしょう。早くから老後の不安ばかりをしていると、そういう思考になってしまいます。

冬を迎えたアリは、エサを食べて生きていくでしょうが、キリギリスのように楽器を演奏して遊んだり、楽観的にかまえたりはできないはずです。おそらく巣の中で、「このエサがなくなったらどうしよう」「春が来たらまた一生懸命働かないと……」と思って過ごしているはずです。

それって、楽しい人生なのでしょうか。

僕は、海外旅行をしたり、新しい体験をしたりするのは、できるだけ若いときのほうがいいと思っています。若くから楽しむスキルを学んでいない人が、年老いてから海外に行ったところで何を学べるでしょう。

まだ感性の鋭い「若いうち」から体験を積んだほうがいいのは明らかです。

楽しめるかどうか、チェックしよう

さて、あなたは物事を楽しめるタイプでしょうか。

・楽しいときに、ふと終わることを考えて悲しくなる
・「どうせ死ぬ」と思ったらむなしくなる

上の2つに覚えはないでしょうか。もしこれに当てはまるのなら、考え方を変えたほうがいいでしょう。

ふと虚無感を覚えても、もっと先を考え抜くと、その先に「じゃあ死ぬまでにたくさん楽しもうか」と行き着きます。そこまで考え抜くことが大事です。

いくらネガティブなことが頭によぎっても、最後は、すべてプラスに転換できます。これは、考え方次第です。

ぜひ、「アリとキリギリス」の呪縛から逃れて、今の楽しみを取り逃さないことです。楽しむことに罪悪感を抱かないように考え方を変えてみましょう。

提供元:ダイヤモンド・オンライン

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