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出会えるかは運次第!鳴子温泉「旅館すがわら」奇跡のすがわらブルー


ガッツリ温泉マニアでなくても、「色が変わる温泉」と聞くだけで、ワクワクしませんか?
宮城県・鳴子温泉「旅館すがわら」は、年に何度か現れる神秘的な青い湯が話題の宿。気まぐれに色を変えるその湯色は、いつしか「すがわらブルー」と呼ばれ、全国からファンが訪れるようになりました。色の美しさだけでなく、加水加温をしないかけ流しの湯は、美と健康の強力サポーター。宿泊者は貸切風呂を無料で4つも楽しめます!

美肌成分メタケイ酸がたっぷりで嬉しい!

写真:安藤 美紀

370本を超える源泉を持つ、宮城県の鳴子温泉郷。“温泉のデパート”と言われるくらい、いろんな温泉に入ることができますが、「旅館すがわら」は温泉できれいになりたい人にオススメの泉質です。
この宿が持っている自家源泉「魔天の湯B」は、美のミネラル「メタケイ酸」が465.6mg/kgも含有!「メタケイ酸」の量は、鳴子温泉郷でNO.1。日本トップクラスのビューティー温泉です。

写真:安藤 美紀

そんな「旅館すがわら」は、創業150年の老舗宿。中に入るとすぐ囲炉裏が並ぶラウンジがあって、お風呂上がりに涼む人や、コーヒー片手におしゃべりする人の姿が。ここでは、セルフサービスのドリンクコーナーで珈琲を飲むのがお楽しみ!日帰り入浴の人は1杯200円ですが、宿泊者は何杯飲んでも無料です。

写真:安藤 美紀

館内は骨董品や、藁で出来たケラなど雪国らしい道具があちこち飾られ、まるで民族資料館のよう。さり気なく当時の面影を忍ばせていて、温かい空間にほっこりします。
そして、2Fのマッサージチェアコーナーには、オーナーが趣味で集めた漫画家・石森章太郎さんの原画がずらり。「サイボーグ009」などプチミュージアム感覚でお楽しみいただけますよ!

客室にはちょっとしたサプライズも!?

写真:安藤 美紀

「旅館すがわら」の部屋数は18室のみ。大型旅館が立ち並ぶにぎやかな鳴子温泉の中では、小ぢんまりとした隠れ宿タイプです。
スタンダードの客室は、清潔感のある8畳〜10畳の和室+広縁付き。宿泊費を抑えたいなら、トイレ無し&バス無しの「わけありプラン」を。ちょっと贅沢したいなら、限定2室の露天風呂付き特別室を選ぶといいでしょう。

写真:安藤 美紀

さすが鳴子温泉。そのこだわりは、こんなところにも…!和室の襖を閉めると、巨大こけしさんとふっと目が合います。こけし女子もそうでない方も、しゅっとした目線に心臓がバクつくはず。
さらに、こけしラベルの地ビール「鳴子の風」を注文すれば、いい感じに“こけしまみれ”になれます。
※一部、こけしの襖絵がない部屋もあります。

写真:安藤 美紀

部屋でくつろいだら、至福の温泉タイム。「旅館すがわら」には、かけ流しの湯を注いだ貸切風呂が、1Fと2Fにそれぞれ2個ずつ(合計4個)もあって、空いて入れば24時間いつでも入れます。
一番のオススメは、2F左手の貸切風呂。ここならカップルや友達同士、ほっこり温まりながら鳴子連邦を一望できますよ。

すがわらブルーに出会えるかは、神のみぞ知る…

写真:安藤 美紀

「旅館すがわら」の魅力がじわじわ伝わってきたところで、いよいよ、すがわらブルーの湯へ!
館内には、「魔天の湯」と「美肌の湯」とよばれる2つの大浴場がありますが、「すがわらブルーに遭遇した!」と言われることが多いのは「魔天の湯」のほう。
最初にご紹介したとおり、この湯にはメタケイ酸がてんこもり。目には見えませんが、メタケイ酸に含まれるシリカ粒子の拡散現象によって、青みを帯びておびてくるのだとか。自家源泉によって湧出している温泉は、加熱・加水・循環ろ過・着色など一切なし!ここが注目してほしいポイントで、すがわらブルーは天然のままということなんです。

写真:安藤 美紀

外に出ると露天風呂があり、こちらも極まれに青く見えます。ただし、温泉は生き物。無色透明のときもあれば、白っぽいときも…。「暑くてお天気が良い日が続くと、青くなりやすい」と言われているので、覚えておくと良いですね!
すがわらブルーに会えるかは運次第ですが、きらきら揺らぐ美しいブルーの水面が見られれば、きっと忘れられない思い出になるはず。
泉質はナトリウムー硫酸塩・塩化物泉で、pH8.7のアルカリ性。よく温まって、とろりとした極上の美肌湯です。

写真:安藤 美紀

自家源泉「魔天の湯A」は、もう1つの大浴場「美肌の湯」の露天風呂近くにあるため、お湯の鮮度はここが一番。
泉質はアルカリ度が高い、ナトリウムー炭酸水素塩泉。なめらかな湯に体を沈めると、全身がふんわりと優しく包み込まれ、思わず「最高…」と声が出てしまいます。この温泉には肌の汚れや皮脂を取り除く効果があって、入浴後のお肌はしっとりつるつるになりますよ。

ウマすぎて記憶に残る、仙台牛の味噌ステーキ

写真:安藤 美紀

すがわらブルーはもちろん、「旅館すがわら」の食事も一度味わったら、その喜びを忘れられなくなります。
メインディッシュは、A5ランクの仙台牛。味付けは「すき焼き」「味噌ステーキ」「塩焼きステーキ」の3つからチョイスできます。
ここでしか食べられない味を求めるなら、自家製のブレンド味噌を使った「味噌ステーキ」を選びましょう!細やかな霜降りをちょっと炙った程度で味噌を付け、ひと口…。柔らかい、とろける!お味噌の風味が香ばしく広がり、衝撃的なおいしさです。

写真:安藤 美紀

じゅわり、ほとばしる肉汁の「味噌ステーキ」は、はっきり言ってお酒が進みます!初めての方は、おちょこ2〜3口程度の量で3種類の地酒が楽しめる「純米酒 利き酒セット」をぜひお試しください。とくに「天音」は、オリジナルの音楽を24時間流し続けてお酒を熟成させた、ディープな1杯です。

写真:安藤 美紀

食事が終わり、あとは寝るだけ…と思っていると、プチサプライズが待っています。お布団を敷いてくれるスタッフが運んでくれるのは、お夜食用の鳴子名物のしそ巻とお団子。特別なおもてなしは、眠る直前まで続きます。

ドキドキがたまらない!肉食魚類アリゲーターガーのいる足湯

写真:安藤 美紀

「旅館すがわら」の楽しみは、中庭に作られた足湯にも!実はここ、かつて人気を博したテレビ東京の「TVチャンピオン」の舞台として、2008年に作られました。

写真:安藤 美紀

足湯の周りには池があり、鯉と一緒に泳ぐ黒々した魚が…。謎の魚の正体は、主に南米に生息する巨大肉食魚類アリゲーターガー!
初めは水槽で育てていたそうですが、大きくなるにつれてサイズオーバーに。その結果、鯉と一緒に池で育てるようになったのだとか。アリゲーターガーは普段おとなしいものの、ふいに「バシャ!」と飛び跳ねたり水面から顔を出します。その迫力が、否応なしにアマゾン気分を高めてくれますよ。
このワイルドすぎる足湯は、春から秋にかけてのお楽しみ。冬季の間(12月前半から4月後半頃)は閉鎖されます。

写真:安藤 美紀

旅の最後に「旅館すがわら」でお土産を探すなら、キュートなビジュアルの「こけしとっくり」がオススメですよ!

夢がふくらむ、一期一湯の旅を

美肌湯の宝庫「旅館すがわら」に旅することで、青くても青くなくても、キレイの近道になります。また、美味しいごはんで満たされたり、こけしまみれになれたり、オンリーワンのご当地感も満載。期待と夢をふくらませて、一期一湯の旅をしてみてはいかがでしょうか。
2020年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
鳴子温泉 旅館すがわら(外部リンク)
http://www.ryokan-sugawara.com/

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
安藤 美紀

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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