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久米島の魅力が凝縮!「奥武島」でゆるりと島旅を満喫しよう


那覇から飛行機で約30分、沖縄県「久米島」は素朴な魅力が根付く離島。島中を巡ると、様々な発見であふれ、数々の癒しの風景と出会うことができます。その中でも、特にお勧めしたいエリアが、久米島から徒歩で渡ることのできる「奥武島(おうじま)」。とても小さい島なのですが、バーデハウス久米島の海洋深層水スパや久米島ウミガメ館などの観光施設に加え、畳石の絶景やパンダヤギなど久米島ならではの見所が満載です!

久米島本島とハテの浜の間に浮かぶ「奥武島」

写真:土庄 雄平

久米島の東800mほどの沖合に位置する、周囲2km程の「奥武島」。かつて干潮時には徒歩、満潮時には竹馬や漁船で久米島本島と行き来していたと言われていますが、1983年に新奥武橋が開通して以後は、徒歩や車で渡ることができるようになりました。

写真:土庄 雄平

一見遠目からみると、島周囲の海が鮮やかな水色に輝くため、海の風景が素晴らしいのは伝わってくるものの、何もなさそうな小島という印象です。しかしながら、実はこの「奥武島」は久米島の穴場スポット!

写真:土庄 雄平

温泉施設やウミガメの博物館など、島を代表する観光施設が営業しているほか、近年天然記念物に指定された畳石の絶景など、久米島らしい要素が盛りだくさん!1日楽しみ尽くせるスポットなのです。

WATSUの浮遊体験も!バーデハウス久米島で海洋深層水スパを満喫

写真:土庄 雄平

「海洋深層水」という言葉をご存知でしょうか?深度200m以上の深海から組み上げられる低温安定性・清浄性が高く、栄養が豊富な水のことで、実は久米島の島おこしの原動力になっています。飲料水や化粧水、料理などに至るまで様々使用されていますが、奥武島にある「バーデハウス久米島」では何と贅沢に温泉スパとして活用されているのです。

写真:土庄 雄平

広々とした屋内プールでは、ウォーキングコーナーやバブルバスが設けられ、海洋深層水のリラックス効果を感じながら、程良い水圧で全身ほぐすことができるのがポイント!また屋外のジャグジーからは久米島の美しい海が眼前に広がります。リゾート感満載のロケーションが堪らないですね。

写真:土庄 雄平

余裕があれば、バーデハウス久米島が提供する水中リラクゼーション「WATSU」を体験してみることもオススメです。セラピストに誘導してもらいながら、目をつぶって水中を遊泳する時間は、まるで子供が母親に抱えられるような不思議な感覚。終わった後には、手足の指先まで力が入らない程リラックスしていることに驚くことでしょう。
<バーデハウス久米島の基本情報>
住所:沖縄県島尻郡久米島町字奥武170-1
営業時間:10時〜21時
電話番号:098-985-8600
アクセス:
イーフエリアから車で10分、徒歩25分
久米島空港から車で40分

亀の甲羅の先に美しい海!「畳石」で久米島の神秘の絶景を

写真:土庄 雄平

バーデハウス久米島から浜辺へ下りた場所にある「畳石」も、久米島を代表する風景の一つ。かつて地中で冷えた溶岩が固まる際に、規則的な模様が生まれ、長い年月をかけて波に浸食された結果、まるで亀の甲羅のように六角形の石が並ぶ不思議な景観が生まれました。

写真:土庄 雄平

防波堤の上に立てば、規則的な畳石の先にエメラルドブルーの海を見渡す絶景。干潮時になると、畳石の隙間にあるタイドプールで魚を鑑賞することも可能です。大自然の神秘と美しい風景を眺めながら、ゆっくりと島の時間に癒されるとびっきりのスポットと言えるでしょう!

写真:土庄 雄平

なお日中も素晴らしいですが、日が暮れる夕方もオススメ!畳石から久米島の向こう側へ沈んでいく太陽が望め、奇岩と海が一気にオレンジに染まる感動的な光景に出会えます。
<畳石の基本情報>
住所:沖縄県島尻郡久米島町字奥武170
アクセス:
イーフエリアから車で10分、徒歩25分
久米島空港から車で40分

「久米島ウミガメ館」でウミガメに癒され、自然を学ぼう!

写真:土庄 雄平

またバーデハウス久米島・畳石の近くにはもう一つの見所も!それは、ウミガメの保護を目的に、6種類のウミガメを間近で見て生態を知ることができる「久米島ウミガメ館」です。

写真:土庄 雄平

館内に入れば、大人が両手を広げた程の大きなウミガメが優雅に泳ぐ水槽や、手のひらサイズの可愛らしいウミガメの子供達の水槽など、大小様々な大きさの水槽が展示されており、ウミガメをじっくり眺めることができます。自由に泳いでいるようで、実はしっかりお客さんを見て接近してくれる愛らしい姿が印象的!

写真:土庄 雄平

またアオウミガメを筆頭に、ウミガメは絶滅危惧種。ウミガメを取り巻く環境や、普段中々見られない姿を映像やパネルで分かりやすく説明しているコーナーも合わせて見学することで、生態系の大切さを学ぶことができるのもポイントです。
<久米島ウミガメ館の基本情報>
住所:沖縄県島尻郡久米島町字奥武170
営業時間:9時〜17時
定休日:火曜日
電話番号:098-985-7513
アクセス:
イーフエリアから車で10分、徒歩25分
久米島空港から車で40分

新奥武橋の絶景やパンダヤギの赤ちゃんも!他にも見所が沢山

写真:土庄 雄平

以上、奥武島の魅力的なスポットを紹介してきましたが、最後にややマニアックな見所も3点ほど!まず前述した「新奥武橋」では、干潮になると橋の両側から砂州が浮かび上がり、鮮やかな海と白い砂浜のコラボレーションを見ることができます。さながら久米島を代表する「ハテの浜」と錯覚してしまうほどの見応えある風景です。
<新奥武橋の基本情報>
住所:沖縄県島尻郡久米島町字宇根1676
アクセス:イーフエリアから車で10分、徒歩25分
久米島空港から車で40分

写真:土庄 雄平

またバーデハウス久米島から奥武島をさらに進んだ場所では可愛らしいヤギが飼われています。実は久米島ではヤギの飼育が盛んであり、島の各所で見られますが、この場所ではパンダ模様のヤギを見ることが可能!運が良ければ、赤ちゃんパンダヤギに癒されることもでき、隠れたおすすめスポットになっています。
<奥武島ヤギの飼育場の基本情報>
住所:沖縄県島尻郡久米島町字奥武 奥武島
アクセス:久米島ウミガメ館から道を奥へ進むと左手に現れます

写真:土庄 雄平

そして最後に、奥武島の西沿岸部から眺めることのできる「シールガチ橋」も密かな見所といえるでしょう。実は世にも珍しい海から海へ渡るように見えるこの橋は、干潮時専用!かつて本島と奥部島の間の船の航路を横切るための歩道橋の役割を果たしています。
<シールガチ橋の基本情報>
住所:沖縄県島尻郡久米島町字宇根
アクセス:久米島本島から干潮時のみ渡ることが可能。

久米島の穴場エリア「奥武島」で癒し成分満載の島旅を

近年、沖縄・那覇空港から気軽に行けるアクセスの良さと、素朴ながらリゾート感も漂わせる雰囲気が人気の「久米島」。どうしてもハテの浜と言った代表的なスポットばかり注目されがちなのですが、実は穴場名所が多く存在するのもポイント!中でも、今回紹介した「奥武島」は久米島ならではの癒し要素が凝縮しているスポットです。ぜひ一度ゆっくりと訪れてみて下さいね!
取材協力:久米島町観光協会
2020年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
バーデハウス久米島(外部リンク)
http://bade-kumejima.co.jp
畳石(外部リンク)
https://www.tabirai.net/sightseeing/column/0003313.aspx
久米島ウミガメ館(外部リンク)
https://www.kanko-kumejima.com/archives/members/umigamekan
WATSU(外部リンク)
http://bade-kumejima.co.jp/news/水中リラクゼーションwatsu/

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
土庄 雄平

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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