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実業家・松下幸之助を妻視点でドラマ化 筒井道隆&常盤貴子が夫婦役でW主演

 パナソニックの創業者・松下幸之助氏とその妻・むめのさんの物語を描いた小説『神様の女房』(ダイヤモンド社刊)がNHKでドラマ化され、俳優の筒井道隆常盤貴子が夫婦役としてW主演することが16日、わかった。常盤演じるむめのさんの視点で、幸之助氏が“経営の神様”と呼ばれるまでに至った壮大なストーリーが展開される。

妻・むめのさん演じる常盤貴子 

妻・むめのさん演じる常盤貴子 

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 「成功の秘訣は成功するまでやめないこと」をモットーとし、電気ソケットから身を起こして時代のトップランナーとなった幸之助氏、そんな彼を献身的に陰ながら支えた「もう一人の創業者」松下むめのさんの生涯を、筒井と常盤が再現する。原作は、幸之助氏の執事を約20年務めた高橋誠之助氏が、「幸之助さんの夢を支えたむめのさんの話を残したかった」と一念発起してペンをとった同名小説(8月25日配本予定)。

 淡路島の裕福な船乗りの次女として生まれ育った井植むめのは19歳の時、幸之助と結婚。親も家も、財産も学問もない大阪の電気工・幸之助との結婚は、貧乏生活の始まりでもあった。極貧の生活から事業の失敗と成功、戦争の混乱の中での浮き沈み・・・時には大きなケンカをしながらも手を取り合い生き抜いてきた夫婦の姿が同作では描かれる。

 同作の真鍋斎エグゼクティブプロデューサーは今回のキャスティングについて「松下むめのさんは、芯が強く母性に溢れた人物でした。そうした芯の強さと母性、加えて女性的なチャーミングさを併せ持った女優さんは常盤貴子さん以外には考えられませんでした」。自身が「あるひとつのことにとことん没頭する性格」と捉える幸之助と、彼を演じる筒井の芝居に対する姿勢を照らし合わせ「通じるものがある」と語り、両者の起用に自信をうかがわせた。

 脇を固める共演陣も豪華な顔ぶれが揃った。むめのの実弟・井植歳男役をEXILEのパフォーマー・MATSUこと松本利夫、幸之助の義兄・亀山長之助役を石倉三郎、幸之助の実姉・亀山イワ役を秋野暢子、むめのの母・井植こまつ役を野際陽子が演じる。土曜ドラマスペシャル『神様の女房』は、NHK総合にて10月放送予定(全3回)。

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