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稲垣吾郎、狂気の暴君役で助演男優賞受賞「悪役は癖になりますね〜」

 SMAP稲垣吾郎が28日、都内ホテルで行われた『第23回日刊スポーツ映画大賞』授賞式に出席した。映画『十三人の刺客』(三池崇史監督)で、13人の刺客から命を狙われる暴君・明石藩主松平斉昭役を演じた稲垣は、顔色ひとつ変えずに女性や子供を殺す狂気に満ちた悪役ぶりが評価され、助演男優賞を受賞。「新境地に立ったというか、こういう悪役を自分が演じられるということを、僕も気づかなかった。新しい一面を見出してくださったことに感謝しています」と喜び、「悪役は癖になりますね〜」とその表情には自信がみなぎっていた。

稲垣吾郎が助演男優賞を受賞した映画『十三人の刺客』場面カット (C)2010「十三人の刺客」製作委員会 

稲垣吾郎が助演男優賞を受賞した映画『十三人の刺客』場面カット (C)2010「十三人の刺客」製作委員会 

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 同作で監督賞を受賞した三池監督への花束プレゼンターを務めたSMAPの香取慎吾が再登場し、「小学生の頃から、吾郎ちゃんを知っていますが、こういう賞をもらうのは初めてだと思うので僕も喜んでいますし、この賞をもらわなかったらただ嫌なヤツを演じただけで終わっちゃうのでよかったと思います」と祝福した。

 香取から「“イヤ〜な感じ”はお芝居していないと思います」と言われた稲垣は「地が出ていると言われて複雑な感じもするが、地ではなく演じさせていただきました」と語気を強めてアピール。しかし、今年はドラマ『流れ星』(フジテレビ系)でも悪役が続き、「自然に自分の中から出てくる不思議な感じがある。そういった一面もあるのかもしれない」と話した。

 来年、CDデビュー20周年を迎えるSMAP。アイドルグループの一員としてはもちろんだが稲垣は「人間としても俳優としても努力を怠らず、皆様に夢を与え続け、自分自身の夢も叶えていきたい」と抱負を語っていた。

 また、一般のファンの人気投票により決定するファン大賞の邦画部門をジャニーズの後輩・赤西仁が主演する『BANDAGE バンデイジ』が受賞し、作品を代表して赤西も来場。「このような授賞式の場に慣れていないのですが、投票してくださったみなさんに感謝します」と謝辞を述べた。

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