埼玉県さいたま市大和田を舞台にしたCGアニメ『フジログ』が、来年4月からテレビ埼玉ほか全国で順次放送されることが決定した。テレビ新シリーズでは、大和田出身で埼玉県観光大使でもある、お笑い芸人・土田晃之が声優に初挑戦する。

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　ゲスト声優としてアフレコに臨んだ土田は、「大和田は本当に何もないところで、なぜここが舞台になったのかわかりませんが、すごくくだらなくて面白い。埼玉県の隠れた実態がわかると思います」とコメント。同じく声優として出演する同県出身タレント・北斗晶も「このアニメを通じて埼玉の魅力が伝わればうれしい。アニメの中ですが、久しぶりに健介オフィスのリングでプロレスをしています！」と喜んだ。

　『フジログ』は、CGアニメーション作家・七字（しちじ）重雄氏がブログ形式で発表してきたショートアニメで、地元メディアや企業名、埼玉出身の有名人などが実名で登場。埼玉県庁、さいたま市役所など自治体の全面協力を得て、究極の“ご当地”アニメを目指す。

　主人公のフジヤマオサム役の声は、人気アニメ『スラムダンク』の桜木花道役などを務めた埼玉県所沢市出身の草尾毅が担当するほか、ゲスト声優にも埼玉出身・在住の著名人を迎え入れるなど、郷土愛にあふれた作品となっている。

　来年4月のテレビ放送に先がけ、本作の入門編とも言えるDVD『埼玉県在住、フジヤマオサム、33歳、無職（ニート）。〜フジログ入門編〜』が来年2月18日に発売。過去作品に加え、土田が大和田周辺の名所を思い入れたっぷりに解説する『つっちい散歩』が特典映像として収録される。