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中谷美紀が紫式部役 生田版『源氏物語』に先輩・東山、窪塚らが出演

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 俳優・生田斗真が光源氏役で主演する映画『源氏物語』(鶴橋康夫監督)が20日にクランクインし、女優・中谷美紀が平安時代の女性作家・紫式部役で登場することがわかった。原作古典の作者と言われる紫式部が、「物語の中の光源氏の世界」と「物語を書いた紫式部の世界」を描く、2011年版『源氏物語』の要となる。夢と現実が交錯する2つの世界を行き来する陰陽師・安倍晴明役で窪塚洋介、現実の世界で紫式部とかかわり、当時絶大な権力を握り栄華をきわめた藤原道長役で東山紀之が出演する。

映画『源氏物語』に紫式部役で出演する中谷美紀 

映画『源氏物語』に紫式部役で出演する中谷美紀 

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 同作で中谷が演じる紫式部は、自らが作り出した物語の中の光源氏と実在する道長への思いで揺れる繊細な女性として描かれる。新たな紫式部像を体現する意気込みを中谷は「千年の時を経て今も尚語り継がれる物語を綴った紫式部が、長い髪と重い装束の内側に隠した修羅を演じることは、光栄であると同時に恐ろしくもありますが、鶴橋監督を信じてついて行きます」と語った。

 道長役の東山は、以前、TBS系ドラマで光源氏役を演じたことがあり、「人生で2度も同じ文学作品に携われるなんて大変光栄です。日本文学最高峰を生み出した“紫式部”。僕は“藤原道長”を演じることをとても楽しみにしています。斗真には負けないぞ!(笑)」と所属事務所の後輩・生田との共演を楽しみな様子。

 また、道長からの厚い信頼を受け数多くの伝説的逸話を生んだ陰陽師・安倍晴明役の窪塚は、清明神社ほか京都嵐山をめぐって役作りをしているようで、「みんなが見たことのない、安倍晴明を御覧に入れます。京都/嵐山なう」と“つぶやき”コメントを寄せた。

 現代においてもさまざまなインスピレーションを与え続ける『源氏物語』。男女の情念燃え盛る平安王朝絵巻の夢と現実が、作家・高山由紀子の奇想天外な発想の脚本と、『愛の流刑地』(2006年)の実績を持つ鶴橋監督の演出により、壮大なスケールとスピード感で交錯する “スペクタル源氏物語絵巻”は年内にクランクアップし、2011年完成予定。角川映画製作、東宝配給作品として公開される。

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