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菅野美穂、11年ぶりに連ドラで悪役! 男を破滅させる“不幸呼ぶ女”に

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 女優の菅野美穂が、10月12日スタートの関西テレビ・フジテレビ系新ドラマ(タイトル未定)で、11年ぶりに連ドラで“悪役”を演じることが5日、わかった。過去に被った冤罪を晴らすべく、関わった人間を心理的に揺さぶり、破滅の人生を歩ませる“不幸を呼ぶ女”として、久しぶりの悪女を熱演していく。

主演を務める菅野美穂 

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 1999年放送のドラマ『恋の奇跡』(テレビ朝日系)以来、11年ぶりに悪女に挑戦し“復讐の鬼”と化す菅野。主人公・野上芽衣子は、人気トリマーとして仕事は順風満帆。その一方、19歳の時に姉の夫と甥を殺害した罪で懲役刑を受け、12年もの間刑務所に服役したという暗い過去を持つという謎多き女性だ。

 自らの手を汚さず、無言電話や屈辱的な言葉で、じわじわと男性を自殺に追い込んでいく悪女を演じる菅野は、鬱屈した感情を抱えた登場人物たちの複雑な“関係性”を見どころとして挙げ、さらに「(野上の)心の奥深くに眠る苦しみも表現できればいいと思います」と意気込む。

 共演には、今作で初の刑事役に挑み、菅野とはドラマ『愛し君へ』(2004年フジテレビ系)以来、6年ぶりとなる玉木宏。捜査中に自分のミスで後輩を死亡させ、すっかり落ちぶれてしまった元キャリア組刑事として、身に覚えのない罪を着せられ復讐を生きがいとする主人公・野上と対峙する。当初は、職務として野上に接触するも、危険と承知しながら徐々に男として惹かれていく“揺れ動く心情”を表現する。

 6年ぶりの共演に玉木は「菅野さんの役にも、新たな魅力が感じられそうで楽しみですね」と期待を寄せる一方、初の刑事役については「等身大な気持ちで、真正面から役に向き合っていきたい」と気合いをのぞかせる。

 脚本は、映画『重力ピエロ』やドラマ『やまとなでしこ』を手がけた相沢友子氏が担当。そのほかのキャストとして、吉瀬美智子水上剣星吉田鋼太郎唐沢寿明ら豪華キャストが脇を固める。

 近年の主演作では、同世代からの共感を呼ぶ等身大のキャラクターを演じることが多かった菅野。だが、これまでにも多種多彩な役柄を表現力豊かに演じ切り、すっかり名女優としての地位を築いているだけに、今作で憎悪剥き出しの主人公をどのように演じてくれるのか、期待が高まる。

◆テレビニュース ドラマフジテレビ

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