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　女優の中谷美紀が主演した映画『スイートリトルライズ』が13日に封切られ、都内での舞台あいさつにキャストらが登壇。撮影中、矢崎仁司監督の“か細い声”による指示が聞き取れずに「フラストレーションがあった」と暴露した中谷は「打ち上げの日に、監督に落書きしました。目の上に“目”を（描いた）」とお茶目な一面を披露。大森南朋も額に「肉」と入れる“お決まり”のイタズラをそれぞれ明かした。

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　同作は、不幸ではないもののどこかで寂しさを抱える結婚生活3年の夫婦・聡（大森）と瑠璃子（中谷）が、それぞれに別の相手と恋に落ちる様子を、秘密、嘘、愛、孤独をテーマに描く大人のラブストーリー。大森は「朝からこんなずっしりした映画、楽しんでいただけましたか？」と最初の公開に駆けつけた観客に語りかけ、笑いを誘った。

　中谷は「監督の声が小さくて何言ってるのかわからないことが多くて、注意深く聞かないといけなかった」とちょっぴり不満げ。「でも、いろいろなことを考えて答えをすぐ出さない監督でしたので、人間の奥行きを出すのに繋がったと思う」と役作りに繋がったとフォローした。

　翌日がホワイトデーとあり、司会者から「自身が演じた役柄の立場での過ごし方を想像して」と質問されると中谷は「ホワイトデーって、特に何かして過ごすもの？ ノーアイデアです」と首をかしげ、池脇千鶴も「特に過ごし方ってないような…」とお互いにプライベートでも意に介していなかった。

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