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藤原竜也&西田敏行が初共演! 伊集院静の自伝的小説『いねむり先生』ドラマ化

 先月末、一般女性との年内結婚を発表した俳優の藤原竜也(31)が、テレビ朝日系ドラマスペシャル『いねむり先生』(今秋放送予定)に主演することが13日、わかった。原作は、最愛の妻であり、27歳で夭逝した女優・夏目雅子を失った著者・伊集院静氏がたどった、喪失、絶望から再生への道のりを描いた自伝的小説。藤原は「この作品をきっかけに自分がどう変化していくのか楽しみですし、夫婦というものについてもどんな発見があるのか楽しみです」と意気込みを語った。

意外にも初共演の藤原竜也と西田敏行。伊集院静氏の自伝的小説『いねむり先生』をドラマ化(C)テレビ朝日

意外にも初共演の藤原竜也と西田敏行。伊集院静氏の自伝的小説『いねむり先生』をドラマ化(C)テレビ朝日

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 絶望の淵にあった主人公・サブロー(若き日の伊集院氏)を救うのは、一人の個性的な大人の男との出会い。「先生」と呼ばれるその人は、直木賞作家であり、ギャンブルの神様でもあった阿佐田哲也(モデルは故・色川武大さん)。本作では、西田敏行(65)が演じ、意外にも藤原とは初共演となる。

 この二人を結びつける友人・黒上(モデルは黒鉄ヒロシ)には阿部サダヲ、サブローのよき助言者となるミュージシャン・井野(モデルは井上陽水)には谷原章介が扮する。そのほか、余貴美子美波大杉漣甲本雅裕床嶋佳子丘みつ子ら実力派俳優が共演する。

 西田は「ボクが夏目雅子さんと一緒に仕事をしていたのが、ちょうど伊集院さんが夏目さんと恋に落ちた頃…というのも、この作品との縁を感じます」と思い出をたぐり寄せ、「ふとしたときの夏目さんの目力の強さが印象的で、当時“恋をすると人は強くなるんだな”と感じたんだけど、そのお相手が伊集院さんだったんだよね…」としみじみ。

 物語は、奇妙な共感と愛着で結ばれた男二人が、旅をしながらギャンブルを楽しむ“旅打ち”に出る。ロードムービーよろしく、旅の途中で起こるさまざまな出来事、二人の魂の交流を情緒豊かに描いていく。演出は、映画『東京タワー』(2005年)などで知られ、『遺恨あり 明治十三年 最後の仇討』(2011年、同局系)で藤原とタッグを組んだ源孝志監督が辣腕(らつわん)を振るう。

 ドラマ化に際し、伊集院氏は「西田さんがいねむり先生によく似ていらしたので驚きました。藤原さんは男前すぎますが、放浪する若者の雰囲気がよく出ていました。二人を囲む豪華出演者の方といい、仕上がりを楽しみにしています」と期待を寄せた。

 藤原は「今、孤独を抱えている方々に“決してひとりじゃない、救ってくれる人は必ずいる”と感じてほしいという思いで作っています。一生懸命撮影していますので、ぜひ多くの方にご覧いただき、この作品が醸し出す温かい空気に包まれていただきたい」と力を込める。

 結婚発表後、初の主演作となる藤原。「発表はしましたが、まだ何にもしていなくて…(笑)」と仕事に熱が入る。結婚生活においても大先輩の西田から「夫婦円満の秘けつは、とにかく奥さんに信頼を置いて、どんなことでもすぐに謝ること。“オレは悪くない”というのはダメ! 僕はそれでずいぶん痛い目に遭ってます(笑)」とアドバイスされると、「僕もすぐ謝って、長続きさせたいと思います(笑)」と答えていた。

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