女優の前田敦子が6月1日、都内で行なわれた映画『クロユリ団地』の大ヒット御礼舞台あいさつに出席した。前田は先月、同作のプロモーションで訪れた台湾について「すっごい食べました！」と報告。同行した中田秀夫監督も「横で見ていて『すっげ〜』と思った」といい、「クラゲにはじまり杏仁豆腐まで、すべて！」と彼女の大食漢ぶりを証言。前田も「3人前食べました。ものすごく楽しみました」と満面の笑みで語った。

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　同作は「出る」と噂されるいわくつきの“クロユリ団地”を舞台に介護士志望の二宮明日香（前田）が不可解な出来事に巻き込まれていくホラー作品。『リング』シリーズなど数々のホラー作品でもメガホンを執った中田監督は観客から「ひでっしー」と呼ばれるなど大人気。千葉・船橋の非公式ゆるキャラである「ふなっしー」に中田監督が「弟子入りしたい」とアグレッシブな動きを再現すると、前田も「負けてないと思います」と大ウケだった。

　日本では18日に公開されてから週末興行成績が2週連続で1位を獲得した同作。今年公開の邦画実写作品では初の実績となったことに前田は「こうやってたくさんのひとが観てくれてうれしい…」と感無量の様子。中田監督と同作のプロデューサーチームによる新作ホラー映画の製作が決定したこともサプライズで発表された。詳細は未定だが中田監督は「次は何色のユリの咲く団地にお住まい？」と前田に質問したり、「あっちゃんも登場人物たちの行方が気になると言っていたなぁ…」と続編の可能性も匂わせていた。