『第36回日本アカデミー賞』の授賞式が8日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪で行われ、女優・樹木希林が、最優秀主演女優賞を最年長となる70歳で受賞した。樹木は「来年の司会という景品もついてくる。司会やらなきゃいけないのがイヤなのよ。確約はできません」とぼやき節で笑いを誘った。 『わが母の記』で主演した樹木は、受賞したトロフィーをまじまじと眺めながら「片付けるのに困っちゃう」と毒舌たっぷりにコメント。同作への出演は「最初はちょい役だった」とし、当初予定していた主演女優が出演できなくなったことから「オファーが舞い込んだ」とうそぶいていた。
2013/03/08