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唐沢寿明、『白い巨塔』脚本家と10年ぶりタッグ 会社再建に挑む男たちのドラマ

 俳優の唐沢寿明が来年1月26日スタートのNHK・テレビ放送60年記念ドラマ『メイドインジャパン』(毎週土曜 後9:00、連続3回)に主演することが19日、わかった。倒産の危機に追い込まれた巨大電機メーカーの再建に挑む人々の奮闘を描く人間ドラマ。リチウム電池技術をめぐる日中企業の攻防を通して、戦後の日本を支えてきたものづくり、「メイドインジャパン」とは何かをみつめる。唐沢は会社再建の陣頭指揮を執る営業部長・矢作篤志を演じる。

来年1月放送のNHK・テレビ放送60年記念ドラマ『メイドインジャパン』に主演する唐沢寿明

来年1月放送のNHK・テレビ放送60年記念ドラマ『メイドインジャパン』に主演する唐沢寿明

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 同作は最高視聴率32.1%を記録した『白い巨塔』(フジテレビ系、2003年10月〜04年3月)の脚本家・井上由美子氏による完全オリジナル作品。唐沢の主演作で10年ぶりに再タッグを組む。

 唐沢は「井上先生の作品は、本格的な社会派作品でありながらも、一方では個性あふれる人々の生き生きとした姿も繊細に描かれており、“固さ”だけではない、ひとつのエンターテインメント作品として完成されている気がします。共演者の皆さんも非常に個性豊かな方々ばかりですので、撮影を楽しみにしています」と期待をふくらませる。

 共演者には、矢作の元同僚で8年前にもあった経営危機の際にリストラされた過去があり、中国最大の家電メーカーの技術トップとして、会社再建を託された矢作の前に立ちはだかる迫田貴弘役に高橋克実。再建戦略チームにおける矢作の右腕的存在となる財務課長・柿沼恒男役に吉岡秀隆。矢作の同僚で、メイン工場の工場長・西山慶吾役に國村隼が出演する。

 脚本の井上氏は「男たちが会社の再建に情熱をかける物語に、日本の再興への願いをこめて書きました。観ていただいた方が『もう一度、頑張ってみよう』と思っていただけるような希望のドラマにしたいと思います」とコメント。9月22日より撮影に入る。

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  • 来年1月放送のNHK・テレビ放送60年記念ドラマ『メイドインジャパン』に主演する唐沢寿明
  • 高橋克実
  • 吉岡秀隆(左)と國村隼(右)

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