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竹野内豊、初の戦争ドキュメンタリーナビゲーター「自分に与えられた使命」

 俳優の竹野内豊が、8月15日の終戦記念日に放送されるNHKスペシャル『終戦決断〜なぜもっと早くできなかったか〜(仮)』(後7:30 総合)のナビゲーターとして出演することが2日、わかった。昨年公開の映画『太平洋の奇跡−フォックスと呼ばれた男−』に主演し、「改めて、“戦争”ということは忘れてはいけない、伝えていかなくてはいけないことだということを実感した」という竹野内。今回のオファーを「自分に与えられた使命」と受け止め、戦争ドキュメンタリーのナビゲーターに初挑戦する。「多くの方に、“実”を知って頂けるよう、努めたい」と真摯に取り組んでいる。

初の戦争ドキュメントのナビゲーターを務める竹野内豊

初の戦争ドキュメントのナビゲーターを務める竹野内豊

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 同番組は、もっと早く、戦争をやめる決断はなぜできなかったのか。あと1ヶ月、あと1週間、あと 1日早く決断できていれば、避けることのできた犠牲や被害があったにもかかわらず、なぜ指導者たちは先送りを続けたのか――という疑問を解き明かすドキュメンタリー。

 3年半にわたる太平洋戦争で亡なった国民の数は310万人。その多く、特に民間人の犠牲者は戦争終盤に集中していた。絶望的な戦局を前に、国家の指導者が1日、1日と降伏の決断を先送りすることでその被害は拡大し続けたといえる。

 今回、国内外の新たな調査によって、日本の国家指導部中枢はソ連の対日参戦意思を早くからつかんでいたこと、日本軍には本土決戦能力がほとんどないと夏には認識していたことなどがわかった。国家指導者の間でどのように重要情報が伝達され、誰に伝えられ、誰に伝えられなかったのか。組織や省の縦割りの意識が、国家の重大な岐路を前にしていかにトツプの決断に影響したのかなどを検証していく。新たな資料や当時の関係者の肉声、言葉などを盛り込み、指導者の責任と国家のシステムの問題を考えていく。

 竹野内は「昨年、実際に戦争経験のある方とお話して、自分には到底理解できない苦しみの根深さを知りました。戦争は二度と起こってはならないということは当然のことではありますが、戦争を知らない世代の方たちに、受け継がなくてはいけない大切なことだと思います」と、やりがいを口にしていた。

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  • NHKスペシャル『終戦決断〜なぜもっと早くできなかったのか(仮)』で初の戦争ドキュメントのナビゲーターを務める竹野内豊
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