SKE48メンバーの主演で、人気ホラーシリーズ『学校の怪談』がオムニバスドラマとして復活することが14日、パシフィコ横浜で開催されたSKE48のシングル｢アイシテラブル！｣（劇場盤）個別握手会会場で発表された。携帯専用TV局「BeeTV」で7月20日より配信スタートする。

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　会場には、同ドラマをモチーフにした”怖〜い“セットを設置。開場と同時に、会場内に設営されたスクリーンに「本日解禁！伝説のドラマがSKE48主演で復活!!!」の文字が浮かぶと、場内は大きなどよめきに包まれた。

　ドラマ版のエピソードのひとつである“市松人形”に扮した総勢10人の子役たちをはじめ、顔に血糊がついた不気味な看護師や花嫁姿の幽霊も登場。“お化け”と握手をした松井珠理奈は、「間近でみるとやっぱり怖かったんですが、人肌のあったかさを感じることができて、なんだか安心しちゃいました（笑）」と大興奮。

　ドラマの予告編、そしてSKE48のメンバーのこれまで体験した恐怖体験や、ドラマ本編よりも恐ろしい、撮影現場で起こった奇妙な現象などを紹介する特別番組「放課後の怪談」も上映され、1万人を超えるファンが見届けた。

　『学校の怪談』は、1990年代に都市伝説ブームと相まって全国的に広まり、小説・映画・ドラマ・アニメ化と相次いで世の中に送り出され、90年代を代表する作品となった、もはや“日本の夏の風物詩”。本作は、大ヒットの火付け役となった常光徹著『学校の怪談』（講談社刊）を原作にし、常光徹氏監修の新ストーリーを加え、約11年ぶりにドラマ化。

　ストーリーテラーには、先月の「AKB48 27thシングル選抜総選挙」で“選抜メンバー”に選ばれた、松井珠理奈、松井玲奈を起用。さらに、「市松人形」「こっくりさん」「赤い部屋」などに代表される全15話のオムニバスドラマの主演を、今年の総選挙で大躍進を遂げたSKE48のメンバー11人で構成し、ファンのみならず期待を裏切らない作品に仕上げている。

　同ドラマについて木崎ゆりあは「私は、市松人形やお化けなど怖いものが目の前にいての演技はなく、想像だけで怖いものを演じなければいけなかったので難しかったです。私の苦手な恐怖の顔がたくさん使われていると思うので、お話ごとに成長する姿をみていただきたいです」とアピールしていた。

　BeeTV『学校の怪談』は7月20日配信スタート、毎週水・土曜日更新、各話約10分、全15話。