俳優・渡部篤郎、真木よう子、尾野真千子らが19日、映画『外事警察　その男に騙されるな』（6月2日公開）完成披露試写会に出席した。協力者のスパイを通して事件を解決する同作にちなみ、出演者の行動をスパイしていたという堀切園健太郎監督は「韓国ロケの間、K-POPアイドルの出待ちをしていた人がいる」と暴露。それを聞いた出演者が犯人探しを始めると、渡部はうつむき大照れに。最後は「あの〜、KARAの事務所が近くにあったので、喫茶店で出待ちをしていました」と白状した。

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　同作は、2009年秋にNHKで放送されたドラマ『外事警察』の続編。“スパイ天国”と揶揄される日本で、外国人によるスパイ活動やテロなど、日本の安全を脅かす非合法活動を未然に防ごうと暗躍する“外事警察”を描く。彼らの行動は徹底的に秘匿され決して表に出ることはない“裏の警察”とあり、主人公を演じた渡部は「シリアスな映画なので、苦労は絶えない。そういうのは好きなので『外事』ならではの苦労を楽しみました」と振り返った。

　韓国ロケは初だったという石橋凌など、撮影中のエピソードをそれぞれ明かした出演者たち。渡部も「ソウルタワーに行ったり、明洞餃子を食べに1時間も並んだり、チェ・ジウがよく来るバーに行ったり･･･なんてしてないですよ」と韓国ロケを堪能した様子で、会場の笑いを誘った。また、「撮影中10キロも減量していただいた」と監督から絶賛された田中泯は「演技ができないので体だけは準備しようと思って」と謙遜。減量法について質問されると「食わなきゃいいんですよ」とあっさり答え、尾野らを驚かせた。

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