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【第54回ブルーリボン賞】妻夫木聡&寺島しのぶが司会に苦戦「一方的ですいません!」

 俳優の妻夫木聡(31)、女優の寺島しのぶ(39)が14日、都内で行われた『第54回ブルーリボン賞』の授賞式で司会を務めた。主演男優賞と女優賞の二人が翌年の司会を務める慣例があり、昨年の受賞者である二人は、トップバッターで登壇した作品賞『冷たい熱帯魚』の園子温監督があいさつを済ませると、そのまま映画の感想を語り続けてしまい、妻夫木は「なんか一方的ですいません!」と苦戦しながら会場を和ませた。

司会を務めた(左から)寺島しのぶ、妻夫木聡 (C)ORICON DD inc.

司会を務めた(左から)寺島しのぶ、妻夫木聡 (C)ORICON DD inc.

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 妻夫木は「こういう華やかな場で司会をするのは初めての経験で緊張しています」と語った直後、早くも進行に不安をのぞかせ、第47回で西田敏行とともに務めて以来2度目となった寺島も「初めてのときは西田さんに頼りきりでまったく覚えてない」と苦笑。なんとか無事に締めを迎えると、寺島は「なんだかわからないうちに全ての賞の発表が終わりました」と笑わせ、妻夫木も「去年、(笑福亭)鶴瓶さんに『大丈夫ですか』なんて言っちゃったけど、最後までぐだぐだでやらせてもらっちゃっていました」と頭をかいていた。

 在京スポーツ7紙による東京映画記者会が選ぶ同賞は1950年に設立。作品賞は『冷たい熱帯魚』(園子温監督)、外国作品賞は『ブラックスワン』が選出。監督賞に新藤兼人監督(『一枚のハガキ』)、主演男優賞に竹野内豊(『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』)、主演女優賞に永作博美(『八日目の蝉』)、助演男優賞に伊勢谷友介(『あしたのジョー』『カイジ2 〜人生奪回ゲーム〜』)、助演女優賞に長澤まさみ(『モテキ』)、新人賞に芦田愛菜(『うさぎドロップ』『阪急電車 片道15分の奇跡』)、特別賞に俳優の故・原田芳雄さんが選ばれた。

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  • 司会を務めた(左から)寺島しのぶ、妻夫木聡 (C)ORICON DD inc.
  • 受賞者とのやりとりも、どこかしどろもどろ・・・ (C)ORICON DD inc.
  • 一生懸命台本を読み上げた妻夫木 (C)ORICON DD inc.
  • 『第54回ブルーリボン賞』で新人賞を受賞した芦田愛菜にインタビューした司会の妻夫木聡(右)と寺島しのぶ (C)ORICON DD inc.
  • 『第54回ブルーリボン賞』授賞式に出席した(前列左から)伊勢谷友介、長澤まさみ、竹野内豊、永作博美、新藤兼人監督、芦田愛菜、(後列左から)司会を務めた寺島しのぶ、園子温監督、故・原田芳雄さんの長女・原田麻由、外国作品賞を受賞した『ブラック・スワン』の配給会社・20世紀FOX日本代表のジェシー・リー氏、司会を務めた妻夫木聡 (C)ORICON DD inc.

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