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1960年代〜70年代に米国の映画検閲制度「ヘイズ・コード」からの脱却を目指して一時代を築いたアメリカン・ニューシネマが、にわかに注目されている。東京・新宿武蔵野館では19日(土)より、「語り継ぎたい映画シリーズ」と題して、映画『いちご白書』(1970年)が41年ぶりにリバイバル上映。また、専門学校生の企画による上映会も12月に開催される。どちらも、今は親世代となった公開当時の若者たちが昔を懐かしむだけでなく、「当時を知らない若者たちが新たな発見する機会にしてほしい」と呼びかけている。 『いちご白書』は、1968年に実際に起きた米コロンビア大学の学園紛争を元にした物語を、パフィー・セント=メリーが歌う「サークル・ゲーム」、ジョン・レノンの「平和を我等に」、クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングの曲など、時代を代表する名曲の数々をちりばめて描いた青春映画。この映画に触発されて松任谷由実(当時は荒井由実)が作り、フォークグループのバンバンが歌った「いちご白書をもう一度」(歌・バンバン)も大ヒットした。

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