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常識破りの“マネーボール理論”で、貧乏球団を常勝軍団に変えた米大リーグのオークランド・アスレチックスのビリー・ビーン・ゼネラルマネジャーを主人公にした映画『マネーボール』(ベネット・ミラー監督)が11日より公開される。実在の人物・ビリー役で主演するのは、ハリウッドの人気俳優ブラッド・ピット。10月末に来日してORICON STYLEの取材に応じたミラー監督は「これまでのどの映画よりもリアルな野球の世界を見せなければいけないと心して、この映画作りに臨みました」と作品を語る。 アスレチックスの若きGMとなったビリーは、2002年のシーズン開幕を迎えようとする中、チームを作り直し、かつ相手チームの3分の1の予算で戦うことを余儀なくされた。そんな時、イェール大学経済学部卒のピーターと出会い、彼が主張するデータ重視の運営論に突破口を見出す。有名選手を高い年俸で雇う代わりに、新たな基準(出塁率や長打率の高さを重視)で選んだ無名でも有望な選手を集めて、有効活用する“マネーボール理論”と呼ばれる戦略を実践していく。

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  • ベネット・ミラー監督。1966年米ニューヨーク生まれ。テレビCMやミュジック・ビデオなども多く手がける  (C)ORICON DD inc.
  • ビリー・ビーン役のブラッド・ピットと、ともにアスレチックスの改造に携わった経済アナリストチームを集約した存在として作られたピーター・ブランド役のジョナ・ヒル 
  • 離れて暮らす娘ケイシー(ケリス・ドーシー)の前ではGMとはまったく別の顔を見せる
  • 映画『マネーボール』より

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