歌舞伎俳優の市川海老蔵が26日、都内で開催された主演映画『一命』(11月15日公開)の完成披露試写会に登場した。劇場の入口に続くレッドカーペットに、ダブル主演の瑛太、共演の満島ひかり、三池崇史監督と並び立ち、約150人の報道陣のフォトコールに応えた海老蔵は、約1000人のギャラリーの中から「成田屋!」「11代目!」といった掛け声を浴びて、思わず笑みをこぼした。 昨年末の騒動以来、歌舞伎の舞台を除けば、一般客のいる公の場に姿を現すのはこれが初めて。舞台あいさつでは「私事ですが、皆様にはご心配をおかけして、申し訳ございませんでした。たくさんの皆様からご叱咤とご声援をいただきまして、本当に感謝しております。今後は新たな気持ちで精進、努力していく覚悟でございますので、どうぞよろしくお願いします」と一礼した。
2011/09/27