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先月29日より全国780スクリーンで公開中の映画『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』(マイケル・ベイ監督、以下『TF3』)。週末の観客動員数は『ハリー・ポッターと死の秘宝PART2』(7月15日公開)や『劇場版 仮面ライダーオーズ/海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE』(8月6日公開)に及ばないものの、興行収入では2週連続で第1位となった。3作品とも3D版と2D版を上映しているが、動員と興収の“ねじれ”ヒット現象が起きている要因は、『TF3』の客単価の高い3D上映スクリーン稼働率の高さにある。 映画の標準的な鑑賞料金は1人1800円だが、3D料金を上乗せする映画館がほとんど。3Dの稼働率が高ければ高いほど、興行収入は増加する。『TF3』の場合、3D稼働率が公開1週目の週末(7月30日・31日)が83.3%、公開2週目の週末(8月5日・6日)が83.8%と驚異的に高く、興収増に貢献している。公開中の3D作品(『ハリー・ポッター』『TF3』『カーズ2』『オーズ/ゴーカイジャー』)の興収合計に占める『TF3』の割合は42.4%と、ほかの作品を圧倒。『TF3』の8月10日までの累計興収は20億5260万1200円(3D興収17億2107万2300円)、累計動員数135万3097人(3D鑑賞者は107万8169人)となっている。

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