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ハセキョー、ドキュメンタリー取材初挑戦! 内戦の傷跡残るボスニアを訪問

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 女優の長谷川京子が、テレビ東京の特別番組『池上彰の戦争を考えるSP〜戦争はなぜ始まり どう終わるのか〜』(8月15日(日)後7時放送)でドキュメンタリー取材に初挑戦していたことが3日、わかった。いまだ旧ユーゴスラビア紛争の傷跡が残るボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボ市街を訪れ、我が子を亡くした女性たちや民族や宗教の違いによる問題などに直面した長谷川は「『戦争』について語ることはとても難しい」としながらも「殺し合うことで、生きる未来を無くすことで、失うもの以上の代償がそこにはあるのだろうか」と、一児の母親としての視点から、戦争に対して疑問符を投げかける。

初のドキュメンタリー取材に挑戦した長谷川京子 

初のドキュメンタリー取材に挑戦した長谷川京子 

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 同番組ではジャーナリスト・池上彰とゲストが「太平洋戦争(第2次世界大戦)」をメインに、旧ユーゴスラビア紛争や今後「第3次世界大戦」は起こるのか? といった話を展開し、視聴者に戦争の矛盾や悲劇を促していく。

 長谷川は池上と共に、戦いの終結から15年経過したサラボエを取材。現地の人々へのインタビューや、当時はそこを歩くだけで狙われたという“スナイパー通り”を実際に歩く。また、食料供給ルートとして市民が作った地下トンネルにも足を運んだことで「遠く離れた日本からでは想像することが難しかった事を、直接行って知る事が出来ました」。

 紛争で子供を亡くした女性との会話を通して長谷川は「もし私も自分の子供が、と想像するだけでも辛すぎて胸がしめつけられるし、彼女たちの辛さを受け止めるには、わたしは恵まれた環境にいすぎて相応しくない。どうしたらいいのか分からなくなりました」と複雑な心境を吐露した。

 長谷川は、生々しく残る戦いの跡や人々の癒えない傷を目の当たりにし「人々が殺し合うなんてもう起きてはいけない行為」と「簡単な言葉では言うことができなくなりました」と振り返り、「失うもの以上の代償がそこにはあるのだろうか…」と問いかけた。

 また、日本の終戦65年目にあたる今夏に、世界の戦争を取り上げる意味について、池上は「『8月15日ってなんの日ですか?』って聞いて、答えられない若い人たちが増えているというのは、やっぱりとても悲しいこと」と訴えると同時に「戦争は日本だけじゃない。その後も世界の各地で起き続けている。どうして起きるのか? どうすれば終わらせられるのか? あるいは事前に防ぐことができるのか? そんなことを、番組を通して、みんなで考えていきたいと思います」と語った。

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  • 『池上彰の戦争を考えるSP』で初のドキュメンタリー取材に挑戦した長谷川京子 
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