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麻生久美子が『カラフル』で声優デビュー 宮崎あおい、南明奈らと共演

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 原恵一監督の新作長編アニメーション『カラフル』(8月21日公開)に女優・宮崎あおい麻生久美子、タレントの南明奈らが声優で出演していることが1日、わかった。以前より原監督のファンという麻生は「お話を聞いた瞬間、内容も役も聞く前から『やります!』と答えていました」と猛烈に喜んだという。原監督も「以前から、憧れの女優さんで、声もすごく好きでした。いつか自分の作品に参加してもらいたいと思っていました」と語っており、相思相愛で声優デビューを飾る。麻生は主人公の母親役で、「アフレコに挑戦するのも初めてで何もかもが新鮮でしたが、声だけで表現するのはやはり難しかったです」と振り返った。

映画『カラフル』の声優を務める(左から)宮崎あおい、麻生久美子、南明奈 (C)2010森絵都/「カラフル」製作委員会 

映画『カラフル』の声優を務める(左から)宮崎あおい、麻生久美子、南明奈 (C)2010森絵都/「カラフル」製作委員会 

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 同作は直木賞作家・森絵都氏が1998年に発表した同名小説が原作。主人公が、自殺した「小林真」という名の中学生の体を借りて過去に犯した過ちを贖罪するストーリー。2000年に田中聖KAT-TUN)主演で中原俊監督が実写映画化している。

 今回、アニメーションで映像化する原監督は、名作との呼び声が高い『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!大人帝国の逆襲』(2001年)、『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』(2002年)、『河童のクゥと夏休み』(2007年)を手がけ、“大人が楽めるアニメ”の旗手として知られる。

 主な配役は、小林真役に『河童のクゥ〜』や『マイマイ新子と千年の魔法』(2009年)で声優の経験がある子役の冨澤風斗(14)。真のクラスメイト・佐野唱子役は「唱子という少女の孤独を思った時、声が浮かんできた。声で孤独感を表現出来る人だと思っていました」(原監督)と宮崎に白羽の矢が立った。

 宮崎も「原作が好きだったので、声をかけていただけてすごく嬉しかったです。不安だし自信もなかったけど、やっぱり大好きなのでどうしても参加してみたいと思い、一生懸命演じました」とコメント。さらに「豊かな人生を送って行くためにもとても大きなヒントが詰まっている作品だと思う」とアピールした。

 援助交際をしている真の後輩、桑原ひろか役を担当する南も、原監督の“イメージ”から。南は「主人公たちと同じ、中学生に一番観てもらいたい映画です。緊張しながらもがんばって挑戦しました」と話している。ほかに、真の兄・満役は中尾明慶、真の父親役は高橋克実、案内役の天使・プラプラ役はハーフの子供タレント・まいける(11)、真の友人・早乙女役は入江甚儀、沢田先生役は声優・藤原啓治がそれぞれ務める。

◆原恵一監督インタビューなぜアニメの仕事をしているのか…(08/05/20)

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  • 映画『カラフル』の声優を務める(左から)宮崎あおい、麻生久美子、南明奈 (C)2010森絵都/「カラフル」製作委員会 
  • 左:真の母(麻生久美子) 右:小林真(冨澤風斗) (C)2010森絵都/「カラフル」製作委員会 
  • 左:小林真(冨澤風斗) 右:佐野唱子(宮崎あおい) (C)2010森絵都/「カラフル」製作委員会 
  • 桑原ひろか(南明奈) (C)2010森絵都/「カラフル」製作委員会 
  • 左:プラプラ(まいける) 右:小林真(冨澤風斗) (C)2010森絵都/「カラフル」製作委員会 

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