NHKは27日、大みそか恒例の『第63回NHK紅白歌合戦』を幅広くアピールする「紅白応援隊」を発表した。顔ぶれは昨年と同じで、人気アイドルグループ・AKB48が2年連続、演出家でタレントのテリー伊藤が5年連続で担当。大晦日まで紅白関連番組やオフィシャルサイトなどを通じて、さまざまなPRを行っていく。

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　AKB48の大島優子は「私たちは2年目で、テリーさんに比べたら青二才ですが、昨年、私たちが応援隊を務めたら久しぶりの赤組が勝ちましたよね。赤組の2連覇を応援していきたい」。篠田麻里子は「去年の反省を踏まえて、またテリーさんと一緒なので安心しきっていますが、今年も頑張りたいと思います」とガッツポーズを見せた。

　テリー伊藤は「いつも派手な衣装を着ているので年がわかりにくいが、63歳。『紅白』を見ると自分の年を再確認できる。今年はロンドン五輪があって、スポーツで夢や感動をもらったので、今度は『紅白』で夢と感動を与えたい」と意気込んだ。

　今年のテーマは「ニッポンラララ♪　歌で会いたい。」。高橋みなみが代表して「歌を通して今年一年の素敵な出会いに感謝し、来年の素敵な出会いに思いをはせていただきたい」とテーマに込められた思いを語り、「AKBにとっても今年は変化の年でした。前田敦子卒業、念願の東京ドーム公演と、第2章に入ったといっても過言ではない。みんなの力を合わせ、東日本大震災の復興に向けても、歌の力で元気与えられるように頑張っていきたい」と話していた。

　今年の紅白は、昨年同様に歴代最長タイの放送時間となる午後7時15分から11時45分（途中、5分間のニュース中断あり）までの4時間半、NHK総合ほかにて放送される。

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