女優の遠藤久美子が、東京都の西の端に位置するあきる野市の市制15周年記念映画『五日市物語』(小林仁監督、今秋順次公開)に主演する。同作は国・都の緊急雇用対策事業を活用して製作され、スタッフもハローワークで募集して雇用。五日市(いつかいち)在住の映画製作集団・五日市キネマ団を中心に、素人のスタッフ、一般市民が多数参加して作り上げた作品。遠藤は「ゼロからの挑戦だった方もたくさんいらっしゃいました。しかし、それぞれが常に一生懸命で、人間としての思いやりや気配りが、最後の最後まで輝きを失わなかったことに感動を覚えました」としみじみ思い出を語った。
2011/06/15