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吉瀬美智子&阿部寛が53年もの仏ビンテージワインで祝杯

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 女優・吉瀬美智子と俳優・阿部寛が9月30日、都内で行われた出演映画『死刑台のエレベーター』(緒方明監督、10月9日公開)の試写会イベントで舞台あいさつに立った。同作はフランスの故ルイ・マル監督が1957年に制作したヌーベルバーグを代表する傑作映画のリメイク作品。この日、ルイ監督の息子で映画監督・プロデュサーのマニュエル・マル氏がスペシャルゲストとして招かれ、二人の演技を「素晴らしかった」と絶賛した。オリジナル版と同じ年に作られた53年もののビンテージワイン『シャトー・マルゴー』を贈り、登壇者全員で乾杯。「緊張して、味がわかるかな?」と恐る恐るワインを口に含んでいた吉瀬だったが、その味は「深みがあっておいしいです」と飲み干した。

映画『死刑台のエレベーター』の試写会イベント舞台あいさつで、ビンテージワイン『シャトー・マルゴー』で祝杯を交わした(左から)吉瀬美智子と阿部寛 (C)ORICON DD inc. 

映画『死刑台のエレベーター』の試写会イベント舞台あいさつで、ビンテージワイン『シャトー・マルゴー』で祝杯を交わした(左から)吉瀬美智子と阿部寛 (C)ORICON DD inc. 

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 オリジナル版ではフランスを代表する女優ジャンヌ・モローが演じた社長夫人役の吉瀬は「こういう機会を与えていただいたことに感謝しています。私が演じた役は、よく悪女と言われますが、愛に忠実に生き、覚悟を決めた女性の潔さを演じられたと思う」と自己分析。そんな吉瀬にマル氏もすっかり魅了されたようで、「勇気ある決断をしたと思う。繊細で、知的で、情熱的な女性を演じ切っていた」と褒めちぎった。

 一方、阿部は「今までやった役の中で、ここまで極限状態に追い込まれて、情けない男の役はなかったので、すごく新鮮だった。愛に翻弄(ほんろう)されて破滅していく悲劇的な男をストイックに演じました」と話した。どのような役づくりをしたのかといえば、「実は9時間近い舞台をやり終えた直後、身も心もボロボロの状態で撮影に入ったんです」と裏話を明かし、「何年か経って観てみると、この作品だけはきっと違った顔をしていると思う」と見どころを語った。

 マル氏から「オリジナル作品に忠実である上に、モダンなところもあって、よくリメイクされている。非常に嬉しく思っています」とお墨付きをもらった緒方監督は、「楽屋でマル氏の奥さんからも面白かったと言っていただき、ホッとしています」と安堵の表情を浮かべていた。

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  • 映画『死刑台のエレベーター』の試写会イベント舞台あいさつで、ビンテージワイン『シャトー・マルゴー』で祝杯を交わした(左から)吉瀬美智子と阿部寛 (C)ORICON DD inc. 
  • 映画『死刑台のエレベーター』の試写会イベント舞台あいさつに登壇した吉瀬美智子 (C)ORICON DD inc. 
  • 映画『死刑台のエレベーター』の試写会イベント舞台あいさつに登壇した阿部寛 (C)ORICON DD inc. 
  • 映画『死刑台のエレベーター』の試写会イベント舞台あいさつの模様、吉瀬美智子らがビンテージワイン『シャトー・マルゴー』で祝杯を交わした (C)ORICON DD inc. 

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