俳優の綾瀬はるか、佐藤健が20日、都内で行われたTBS系ドラマ『義母と娘のブルースFINAL 2024年謹賀新年スペシャル』(2024年1月2日放送 後9:00)の制作発表会見に、竹野内豊、上白石萌歌、井之脇海とともに出席した。 質疑応答では、視聴者の間でも注目が集まっている亜希子と麦田の“恋の行方”についての質問が。佐藤は「僕は麦田大好きなので麦田贔屓に見て、ぜひ恋が成就してほしいなと思う」とした上で「客観的にこの作品を見ると、皆さんも薄々思っていると思いますが“かなわぬ恋”じゃないですか、だって亜希子さんには良一さんがいるから」と語る。 続けて「だから難しいなと思っていたけど、例えば10年くらい続編が続いたらもしかしたらチャンスがあるかもと思っていた。そんなときにファイナルときたのでそれだけで失恋モードで台本を読み始めた」と明かして笑わせつつ、完結編のシナリオを受け「なるほど、こうきたか!」とリアクション。多くは語らなかったが「ちょっと報われた気持ちになりました。ぜひ楽しみに見てください」と含みを持たせて呼びかけていた。 『義母と娘のブルース』は、桜沢鈴氏原作の4コマ漫画を実写化。主人公のキャリアウーマンが8歳の娘を持つ男性に突然プロポーズされ結婚、畑違いの家事やママ友の世界に足を踏み入れ、娘の母親になろうと一生懸命に奔走、家族と過ごす日々を描いた10年間の物語。義母と娘、そして娘の実父という3つのコードがブルースを奏でるかのように、愛すべきキャラクターたちが繰り広げる少しおかしな日常…そしてその合間にピリッとした孤独が垣間見え、笑って泣けると幅広い層から高い評価を得て、2018年7月期にシリーズがスタートし、2020年・22年正月にはスペシャル版が放送された。 2018年のシリーズ放送開始から5年半。一生懸命義母になろうとした元キャリアウーマンと、その愛を受け取った娘、そしてその家族を支えた人間たちの愛の物語がついに完結する。義母・亜希子と初対面では小学生だった娘・みゆきも時を経て、大学生に。亡き夫・良一から託され、みゆきを育ててきた亜希子も、義母として一区切りがつく頃を迎えようとしていた。小さな奇跡と大きな愛に紡がれ、約15年にわたって家族として過ごしてきた亜希子とみゆき。ファイナルとなる今作では、悲喜こもごも、共に支え合ってきた2人の新たな門出を描く。
2023/12/20
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