映画『劇場版 山崎一門〜日本統一〜』(23日公開)の舞台あいさつが15日、都内で行われ、本宮泰風、山口祥行、北代高士、川崎健太、本田広登、舘昌美、辻裕之監督が出席した。 本作は、オリジナルビデオ作品として多数リリースされている人気極道シリーズ『日本統一』に登場する山崎一門を主役に描いた劇場版。本家『日本統一』シリーズ同様に辻裕之が監督、村田啓一郎が脚本を担当。山崎一門の主要キャラクターを演じる北代高士らをはじめ、本家『日本統一』の主演・氷室役の本宮泰風、田村役・山口祥行らも出演する。 これまで主演として引っ張ってきた本宮は、シリーズ開始から約10年を経て劇場版の公開を迎えた経緯を問われると「本家の『日本統一』で劇場版を作ろうとして、脚本も出来上がり、キャスティングこれからしようというところでコロナ禍になってしまった。そして話が頓挫し、ちょっとモチベーションが下がってしまい、そこから時間が経ってしまった」と説明。「でも『日本統一』として何かをしたいと思い、フットワークの軽い山崎一門で先陣を切ろうと思ったのが始まりです」と明かした。 シリーズ主演の2人ではなく、個性的なキャラクターたちで人気を誇る“山崎一門”にスポットが当たった。山口は「レギュラーシリーズを差し置いて、いきなり山崎一門で映画になるとは…。それもコイツらの人情、友情、劇場…。そういうことなんですね(笑)」と冗談っぽく笑った。 そんな大先輩たちを前に、山崎一門を代表して北代は「10年もやられている主演の2人(本宮、山口)を差し置いて、僕ら一門が主演させていただくことで最初は恐縮でしたが、同時に頑張らないといけないといけないと思いました」と心境を語り、「撮影はいつものアットホームな感じというか、10年間の絆がいい意味で映画に出てると思います」と言葉に力を込めた。
2022/09/15
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