お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村亮が3日、都内で行われた映画『ブルー・バイユー』(11日公開)の公開記念イベントにゲストとして参加した。 不器用だけど、家族のために奮闘する男の物語。芸能界きっての“不器用さ”で知られる亮だが「不器用だと思ってない」ときっぱり。ただ「周りの人に『不器用』と言われるので不器用だと思います。ここにブッキングされたことも不器用だとみんなに思われているんだと感じています」と笑った。 器用だと思う人の1人として挙げたのは相方の田村淳。「淳には思いっきり助けられている」と感謝する。MCから大親友か問われると、亮は「大親友なのか、相方なのか、社長なのか…。よくわからなくなってきます(笑)。経営者としてもやっている部分もあるので難しい。不器用だから、うまいこと立ち振る舞えなくて、めっちゃ迷惑をかけている。腹が立っていると思います」と苦笑いを浮かべていた。 「第74回カンヌ国際映画祭」(2021年)に出品された本作は、韓国で生まれ、3歳で遠くアメリカに養子に出された青年アントニオが、自身は知る由もない30年以上前の書類不備で、国外追放命令を受けるが、家族とは離れないと決心し、ある決断を下す――アメリカの移民政策で生じた法律の“すき間”に落とされてしまった男とその家族の愛の物語。