女優の檀れいが、水谷豊監督作品第3弾『太陽とボレロ』(6月公開)の主人公・花村理子役で主演を務めることが明らかになった。宝塚歌劇団でトップ娘役として活躍し、退団後も女優としてドラマ・映画などに出演してきた檀が、満を持して映画初主演を飾る。 本作で檀が演じるのは、音楽大学を出た後、家業を継ぎ、アマチュア交響楽団も主宰する「音楽に触れ、愛しつづけてきた」女性。楽団では18年間、個性豊かなメンバーとともに活動してきたが、経営は苦しくなる一方で、ついにその歴史に幕を閉じる決断を迫られる。楽団の主宰者として解散の危機に奔走する等身大の女性を時にシリアスに、時にユーモラスに演じる。