バンドマンの恋愛と人生を描いた映画『虹が落ちる前に』が、3月19日より、新宿K’s cinema、UPLINK吉祥寺ほか全国で順次公開される。

　売れないバンドを続ける気の弱い主人公・公平は、自分の現状に満足してはいないが、周りにいる仲間や大切な彼女がいることに甘え日々を過ごしていた。しかしある日、事件に巻き込まれ全てを無くしてしまう。今までの日常を取り戻せない事を知った公平は、前に進む決断をして、“ある”曲を作り始めるが…。

　優柔不断な主人公・公平役を守山龍之介。一歩踏み出せずにいる公平を支え続ける彼女の役を畦田ひとみ。ほか、白磯大知、末松暢茂、梶田冬磨、昆竜弥、板垣雄大、田宮拓、バンダリ亜砂也などが出演する。

　監督は、本作が長編映画初監督作品となるKoji Uehara。自らがプロデューサーとなり、監督、脚本、衣装、音楽、編集、照明と多岐にわたり指揮を取り、本作のために制作兼配給会社を立ち上げ、自主制作の初監督作品として異例の全国上映を果たす。

　一見、ありきたりなテーマと思わせながら、リアルな描写や映像美で、誰もが経験する人生の岐路で味わう心の痛みや、「またいつか」の続きを探そうとする物語を浮かび上がらせる。昨年、最優秀作品賞を受賞した大阪・門真国際映画祭にて、観客から「エモすぎる映画」と絶賛の声があがり、公式ホームページには、MEGUMI、やべきょうすけ、Dragon Ashのkj、NulbarichのJＱらの応援コメントも掲載されている。

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