今年8月、チャーリー・ワッツさんの訃報を受け、ジャン=リュック・ゴダール監督がザ・ローリング・ストーンズのレコーディング風景を撮影した伝説の音楽ドキュメンタリー『ワン・プラス・ワン』が、本日(3日)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で順次リバイバル上映される。12月3日というのは、ゴダール監督の誕生日でもある。今年、91歳になった。 ゴダール監督は、1930年フランス、パリ生まれ。長編初監督作『勝手にしやがれ』(59年)でベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞。ヌーヴェルヴァーグの旗手として知られ、アンナ・カリーナ主演『女は女である』(61年)、『気狂いピエロ』(65年)、ブリジット・バルドー主演『軽蔑』(63年)など、数々の名作を生み出し、その鮮烈な映像美と世界観で多くの熱狂的なファンを生み出してきた。
2021/12/03