NHKの連続テレビ小説『エール』(月〜土 前8:00 総合ほか※土曜は1週間の振り返り)は、23日から最終週(第24週「エール」)に突入。多くの名曲を生み出した作曲家・古山裕一(窪田正孝)と妻・音(二階堂ふみ)の夫婦二人三脚の物語を描いてきた。脚本・演出に携わった吉田照幸氏が最終週を振り返る。 第117回(11月24日放送)は、裕一と音は、一人娘・華(古川琴音)とアキラ(宮沢氷魚)の結婚を許す。裕一が書いた曲を音が歌った教会で、2人の結婚式は行われた。アキラはバンド仲間を引き連れ、ロカビリーを一曲披露。音が見守る中、新婦の父としてあいさつに立った裕一は、さみしさを噛みしめながら「華が娘で幸せでした」と祝福した。「最終週は、いろいろなつながりを描く」という吉田氏によれば、第117回は主人公たちとつながる親戚縁者が勢ぞろい。すでに他界していた音の母・光子に思いを馳せるシーンもあった。
2020/11/25