女優の小芝風花が28日、都内で行なわれたNHKプレミアムドラマ『歪んだ波紋』(毎週日曜 後10:00※BSプレミアム)完成披露試写会後会見に登壇した。劇中で主人公の新聞記者による“誤報”により、世間から夫をひき逃げした加害者とみなされてしまう女性・森本敦子を演じた小芝は「みなさんの前に立って、この作品を撮っている最中だと思うんですけど…すごく怖くて。言葉を間違えたらどうしよう、意図しない方向にのったらどうしようと、なにを話していか…」と戸惑いを表し、「あたたかい記事をよろしくお願いします」と集まった大勢の記者に呼びかけた。
作家・塩田武士氏の原作小説をもとに誤報を生み出した記者・沢村政彦(松田龍平)が、誤報情報のもととなったウェブサイト『メイクニュース』を追いながら自らが流した誤報記事の影響と真摯に向き合っていく様をスリリングに描いていく社会派ドラマ。
新聞記者役を演じた松田は「今もなんですけど、記者の方に親近感がわいた」と多くの報道陣を前に思わず笑いがこぼれ、「もちろん大変な仕事だなと、それに尽きるんですけど…。今こうしてみなさんの前にいてすごくそういう気持ちです」と小芝とは正反対の心境が芽生えたそう。
沢村の大学時代の同期でありニュースウェブサイト編集長・三反園邦雄を演じる松山ケンイチは「24時間いろんなニュースが出てきていつ寝るのかな。仕事を24時間やるわけにもいかないですし、役者とちょっと似てるのかも? どこでその考えを捨てるのかな」と役を通して生まれた疑問を投げかけた。
また、小芝は「私は、新聞記者の役でなくて誤報被害にあう側の役だったので詳しくはないですけど『訂正記事を書きました』って持ってきた記事が小さくてびっくりしました。『訂正ちっちゃ!』って実際はこういう感じなんだと、最初に出た誤報より訂正よりも多く広まってしまうことが怖くなりました」といい、「塩田さんと対談させていただいた時に最初に出た誤報記事のほうが、訂正記事より多く広まってしまうというのが、すごく衝撃的で…こういうことなのかと。ちょっと怖くなりました」と誤報被害の影響を改めて実感していた。
同ドラマはBS4Kで10月30日から毎週水曜午後8時40分からも放送。このほか、長塚京三も参加した。
作家・塩田武士氏の原作小説をもとに誤報を生み出した記者・沢村政彦(松田龍平)が、誤報情報のもととなったウェブサイト『メイクニュース』を追いながら自らが流した誤報記事の影響と真摯に向き合っていく様をスリリングに描いていく社会派ドラマ。
新聞記者役を演じた松田は「今もなんですけど、記者の方に親近感がわいた」と多くの報道陣を前に思わず笑いがこぼれ、「もちろん大変な仕事だなと、それに尽きるんですけど…。今こうしてみなさんの前にいてすごくそういう気持ちです」と小芝とは正反対の心境が芽生えたそう。
沢村の大学時代の同期でありニュースウェブサイト編集長・三反園邦雄を演じる松山ケンイチは「24時間いろんなニュースが出てきていつ寝るのかな。仕事を24時間やるわけにもいかないですし、役者とちょっと似てるのかも? どこでその考えを捨てるのかな」と役を通して生まれた疑問を投げかけた。
また、小芝は「私は、新聞記者の役でなくて誤報被害にあう側の役だったので詳しくはないですけど『訂正記事を書きました』って持ってきた記事が小さくてびっくりしました。『訂正ちっちゃ!』って実際はこういう感じなんだと、最初に出た誤報より訂正よりも多く広まってしまうことが怖くなりました」といい、「塩田さんと対談させていただいた時に最初に出た誤報記事のほうが、訂正記事より多く広まってしまうというのが、すごく衝撃的で…こういうことなのかと。ちょっと怖くなりました」と誤報被害の影響を改めて実感していた。
同ドラマはBS4Kで10月30日から毎週水曜午後8時40分からも放送。このほか、長塚京三も参加した。
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2019/10/28