俳優の渡辺謙(59)と加瀬亮(44)が9日、都内で行われた映画『ベル・カント とらわれのアリア』(11月15日公開)のプレミアム試写会舞台あいさつに登壇。本作で通訳役を担当した加瀬はもともと堪能の英語に加え、現場ではスペイン語、フランス語、ドイツ語、ロシア語を猛勉強。その加瀬の努力を見た渡辺は“おにぎり”を差し入れしたことを明かし、加瀬も渡辺の気遣いに感謝していた。
同映画は、『アリスのままで』(14年)でアカデミー賞主演女優賞を受賞したジュリアン・ムーアを主演に迎え、渡辺、加瀬ら日米の豪華キャストが共演。実業家のホソカワを渡辺が演じ、彼の通訳ゲンを加瀬。ムーアはホソカワが大ファンのオペラ歌手ロクサーヌ・コスを担当する。人の心を救うのは、美しい芸術や温かな交流ということを伝える人間ドラマが描かれる。
渡辺は「土日が撮影休みだったので『加瀬、飯行くか?』と言えないくらいの顔で後ずさりするんですよ。これは触らないで、語学の勉強に集中してもらったほうが良いと思って。それで頑張れよという気持ちでおにぎりを差し入れしました」と説明。加瀬も「苦労話は好きではないですが、本当に大変でした。朝、楽屋に行くと謙さんのおにぎりが置いてあるんですよ」と2人のやり取りを明かした。
語学勉強について加瀬は「現場に語学指導者の方がいなかったんですよ。しかもアメリカの俳優は台本のせりふを変えていくので、覚えたスペイン語も意味がなくて。なので現場でキャストに教えてもらって勉強していました」と話した。
『硫黄島からの手紙』(06年)以来の共演となる2人。加瀬は「硫黄島のときは、役柄的に距離が遠い役だったので、あまり絡みがなかったんです。今回は近くでがっつり絡むことができて良い勉強になりました」と刺激を受けた様子を見せるも、渡辺は「僕がおぶさったようなものですよ」と謙そんしていた。
原作者のアン・パチェットが渡辺のファンであることから、加瀬が演じた通訳の役名は“ゲン・ワタナベ”。加瀬は「謙さんの前で役名を言うのが恥ずかしかったです」と振り返り、渡辺は「俺にこっちをやらせてくれって言ったんですけど、年齢的に無理でした」と裏話も話していた。
同映画は、『アリスのままで』(14年)でアカデミー賞主演女優賞を受賞したジュリアン・ムーアを主演に迎え、渡辺、加瀬ら日米の豪華キャストが共演。実業家のホソカワを渡辺が演じ、彼の通訳ゲンを加瀬。ムーアはホソカワが大ファンのオペラ歌手ロクサーヌ・コスを担当する。人の心を救うのは、美しい芸術や温かな交流ということを伝える人間ドラマが描かれる。
渡辺は「土日が撮影休みだったので『加瀬、飯行くか?』と言えないくらいの顔で後ずさりするんですよ。これは触らないで、語学の勉強に集中してもらったほうが良いと思って。それで頑張れよという気持ちでおにぎりを差し入れしました」と説明。加瀬も「苦労話は好きではないですが、本当に大変でした。朝、楽屋に行くと謙さんのおにぎりが置いてあるんですよ」と2人のやり取りを明かした。
語学勉強について加瀬は「現場に語学指導者の方がいなかったんですよ。しかもアメリカの俳優は台本のせりふを変えていくので、覚えたスペイン語も意味がなくて。なので現場でキャストに教えてもらって勉強していました」と話した。
『硫黄島からの手紙』(06年)以来の共演となる2人。加瀬は「硫黄島のときは、役柄的に距離が遠い役だったので、あまり絡みがなかったんです。今回は近くでがっつり絡むことができて良い勉強になりました」と刺激を受けた様子を見せるも、渡辺は「僕がおぶさったようなものですよ」と謙そんしていた。
原作者のアン・パチェットが渡辺のファンであることから、加瀬が演じた通訳の役名は“ゲン・ワタナベ”。加瀬は「謙さんの前で役名を言うのが恥ずかしかったです」と振り返り、渡辺は「俺にこっちをやらせてくれって言ったんですけど、年齢的に無理でした」と裏話も話していた。
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2019/10/09