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武田真治、“筋肉封印”で殺人犯役に挑戦「一筋縄ではいかない役」

 俳優の武田真治が23日放送の日本テレビ系連続ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』(毎週土曜 後10:00)最終話にゲスト出演することが決定。これまで物語の縦軸として描かれてきた11年前の“東央大学生殺人事件”、そして現在、再び起こった連続殺人事件の真犯人・神津一成(こうづ・かずなり)を演じる。昨年は、ネットを中心に話題となった『みんなで筋肉体操』(NHK)への出演を機に年末の『紅白歌合戦』にまで登場した武田。劇中では“筋肉”は一切封印し、凶悪犯として坂口健太郎演じる主人公の弁護士・黒川拓と全面対決する。

土曜ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』最終話に出演する武田真治 (C)日本テレビ

土曜ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』最終話に出演する武田真治 (C)日本テレビ

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 同ドラマは無実の罪に問われた人を救うため、一風変わった若手弁護士・黒川が、和倉楓(川口春奈)ら事務所の仲間や、科学者・秋保恭一郎(藤木直人)、ジャーナリスト・有馬聡子(市川実日子)らの協力を得て奔走する、ヒューマン・リーガル・エンターテインメント。

 記念すべき最終話のゲストとしての参加に「すごく光栄です」と感謝する武田は、「今回演じさせていただいた神津という役はある事件がきっかけで人格が歪んでしまい、それにより殺人に手を染めていく……という一筋縄ではいかない役でしたが、監督、そして坂口さんと相談して役作りに臨むことができました」と手応えをにじませる。

 事前に本読みを2時間近くしたという法廷シーンでは「キャスト、そしてスタッフのみなさんと一緒に緊迫感のあるシーンにできたのではないかなと思います」と自信。坂口については「まだ若いのにすごく引き出しが多い役者さんで、さらにその引き出しを自在に開け閉めできる幅の広さに驚きました。接見室の窓ガラス越しに僕を殴るというお芝居があるのですが、本番じゃないのに気持ちが入ってそのガラスを割るというアクシデントもあり……(笑)。ただそういった感情の豊かさがそのまま拓に反映されていて、一緒にお芝居させていただきとても楽しかったです」と充実の表情をみせた。

 演じるなかで感じた作品の魅力について「“えん罪”を扱っている事もあり、他の弁護士ドラマとは違った、拓という弁護士を通して法廷に立つ者の魂が救われていく、人情ドラマなんだなと感じました」と熱弁。「きっと誰の周りにもちょっとしたアクシデントで、心につかえを抱く人がいると思います。そういった方々に手を差し伸べたくなるようなドラマにもなっていますので、ぜひごらんください」と呼びかけている。

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  • 土曜ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』最終話に出演する武田真治 (C)日本テレビ
  • 土曜ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』最終話に出演する(左から)坂口健太郎、武田真治 (C)日本テレビ
  • 土曜ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』最終話に出演する(左から)坂口健太郎、武田真治 (C)日本テレビ
  • 土曜ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』最終話に出演する武田真治 (C)日本テレビ

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