俳優の佐藤浩市、天海祐希の出演で、『第37回吉川英治文学新人賞』受賞作品、薬丸岳氏の小説『Aではない君と』(講談社文庫)がドラマ化され、今秋、テレビ東京系で放送されることがわかった。『夜行観覧車』や『リバース』、最近では『アンナチュラル』(3作ともTBS)などのヒット作が続く、ドリマックス・テレビジョンの新井順子プロデューサーと、塚原あゆ子監督のコンビが参加。自分の子どもが「殺人の罪」に問われたら?というテーマで、普遍的な親子の愛を描いた社会派の感動作を2時間枠の特番ドラマとして世に送り出す。 主演の佐藤がテレビ東京のドラマに出演するのは、2008年『本当と嘘とテキーラ』(主演)以来、10年ぶり。今回、佐藤が演じるのは、一人息子の翼が起こした死体遺棄事件により、翻ろうされていく会社員、吉永圭一。息子は本当に人を殺したのか? 息子の犯した“罪”とは何なのか? そして、“命の意味”とは…。難題を突き付けられる難しい役柄に挑む。
2018/06/06